ヘナ染めの基本のキ🌿ヘナにご興味ある方は是非ご覧ください

昨年末…週一コラム始めましたが、やっぱり続きませんでした🙏出来そうにない事は宣言しないようにします(笑)

仕切り直してちゃんと書きたい事が出来たので今まで通りに書きたいと思います♪

最近、男性のヘナ染め希望のご新規さまが増えてきました。

男性のヘナ染めの事例。

男性のヘナを求める理由は…

圧倒的に普通のカラーでアレルギー含めた頭皮トラブルで”しょうがなく”消去法でヘナ染めに辿り着くが1番の理由。

女性ももちろんヘアカラーアレルギーでしょうがなくって方もいますが、考え方や生活習慣に”ヘナが合う” “ヘナ以外はしたくない”と、健康志向や美容の観点からヘナを選択する方が圧倒的に多い気がします。

なのでアライフてのヘナ染め男女比率は…男性1:9女性くらいほぼ女性が求めるメニューがヘナ!

そんな中ではありますが少しづつ男性も頭皮トラブル以外の理由でヘナ染めをする人が(奥さまやパートナーに勧められるケースも多い?)増えつつあります。

ちなみに今日のヘナ染めのお客様は2人男性です(笑)

しかし、まだ特に男性のヘナ初心者🔰や初めての方は「ヘナ染めで出来る事、出来ない事がよくわかってない」場合がほとんど。。

なので今回は改めて「ヘナ染め」とは?という内容のブログにしたいと思います🌿

①ヘナ(HENNA)という植物の葉の粉末を水に溶いてペーストにし、髪にたっぷり塗布するとある程度の時間(30分〜2.3時間)を置き流すと白髪がオレンジ〜濃く染まると赤褐色になります(黒髪にも色は染まっているのですが黒が色として強いために色として見えてないだけ)

これが基本になります。

②近年はヘナにインディゴ(藍)を混ぜたり、ヘナ染めしてからインディゴ染め(Wヘナ)をしてブラウン系の色を白髪に染める事もかなりポピュラーになって来た感じです。ただmix一度染めでは染まり具合は薄く「白髪をぼかす程度」なので白髪率が高い人でしっかり目に染めたい人は二度染め(Wヘナ)〜選択する事になります。それでも偶に言われるんですが「黒くできるか?」インディゴは青色なので何回も重ねて染めれば近くはなりますがいわゆる一般のヘアカラーの黒染めの様な真っ黒はヘナ染めでは作れません。「一度に髪に染まる色素量が大して多く無いからです」意外とココが理解してもらえず、初めてのヘナ染め、経験が少ない方など、特に男性はこの「薄染まり」に不満が出てしまう様です。初見のお客様とのカウンセリングでは特にココに重点を置いて説明しています。

③次に勘違いしやすいのが…「明るく出来ると思っている人が多い」です。

明るく感じる事が出来る?ヘナ染めは…

・ヘナのみで染める(オレンジ色に染める)

・白髪率が高い(多い箇所がある)方ならある程度インディゴをミックス(40%未満)でも”明るく印象”には仕上がるかな?と思います。

・二度染めだと白髪率35%以下の方は必ず暗い印象になります。(黒髪の部分にインディゴが入ると更に黒々になる)

・要はヘナ染めには元のメラニン色素を分解するブリーチ効果は無い(当たり前なんですが😅)ので染めれば染めるほどに色が重なりどんどん暗くなるのが当たり前なんです。

④ヘナ染めは人(髪)によって染まり具合がけっこう違う要はじゃじゃ馬な染料💦 

・普通のヘアカラーと比べ、染まり易い人、染まり難い人の差が大きい。

・普通のヘアカラーと比べてムラになり易い(日によって差も出る)

・天然染料なので…収穫時期、鮮度、加工工程、水分量、環境の違い(温度や湿度等)でも差が出てしまう。

・人が完全にコントロールするのは難しい。。

⑤天然ヘナインディゴ(アライフは国産中心の天然のみ使用)と雑貨扱いのジアミン色素入りのヘナ、近年は化粧品登録出来てしまう直接染料入りヘナインディゴの大きくこの3タイプのヘナインディゴが出回っている為に「30分で濃くしっかり染まった」「ヘナで黒染め出来た」みたいな話しや体験した人なども多くなかなか「天然ヘナインディゴによるナチュラルカラー(白髪染め)への理解が徹底出来ないところにちょっと苦慮しています。特にジアミン系が入っているヘナは正直「ヘナとは呼べない代物」ベースのヘナもかなり粗悪なモノを使っている可能性があり、アレルギーの可能性はもちろん、衛生面でもかなり問題アリかと思いますので”本物のヘナ染め”を求める方はちゃんとしたサロンを選ぶ、自分で染める方はしっかり調べて購入しましょう!

今回はヘナ染めの基本で最低限知っておいて欲しい事をブログにしました。

まとめですが、ヘナ染めは基本は白髪をぼかす(馴染ませる)程度で自然染まるのが特徴。アレルギーなどの頭皮トラブルはほとんど出ず、逆に頭皮環境を整えてたり、染めてる最中の草の匂いに癒されリラックスできたり、全く髪を痛めない(逆にダメージ毛を落ち着かせるトリートメント効果も期待出来る)ので安心して染められる唯一のモノだと思います。

この様な多くのメリットを感じられるときっとちょっとの染まりの甘さや時間の長さなどのデメリットは気にならずに「ヘナ染めLife」を楽しめるんじゃないかなと思っています🌿

アライフでは国産ヘナ藍、インドヘナ、インディゴなど数種類用意して、一度染め、追いヘナ(オリジナルテク)、二度染め(Wヘナ)、お帰りヘナ(サロンで塗布してそのまま帰る)など、なるべく染まり具合にも満足してもらえるように努力しています。セルフヘナ用のヘナの原料や塗布用のヘナスクーパ(オリジナル製品)の販売、塗布のアドバイスも行い皆さんにヘナ染めを楽しんでもらえるよう取り組んでます。

是非、ヘナ染め気になる方…最初はアライフで体験してくれると嬉しいです❗️

お待ちしてます🌿

#ヘナ #ヘナ染め #国産ヘナ #ヘナスクーパ #ナチュラルカラー #天然ヘアカラー 

アライフが得意とするイチオシメニュー3選!!

その1 ヘナ染め

アライフのヘナ染は全てオーガニック天然100%ヘナ、インディゴ(藍)。メインに沖縄産のオーガニック琉球ヘナ、琉球藍、同じく国産(四国)蓼藍(タデアイ)とインド産ヘナ、インディゴ、更にモロッコ産ヘナを国産のみで使うか、国産を含むインド産とのブレンドのモノを用途に合わせた配合で施術しています。

料金はが国産インドブレンドと国産のみのブレンドの基本2ラインで長さによっての追加料金が加わった設定になります。仕入れ値が高い国産藍(琉球藍、蓼藍)使用の場合は特に国産藍の配合率が高くなるほど料金も上がります(気になる方はご来店時に確認ください)

染め方はシングルヘナ(1度染め)、Wヘナ(2度染め)をメインにこめかみや顔周りなどの部分的に白髪率が高いところだけをなど時短で染めるポイントWヘナや、ご近所ならサロンで塗るだけしてそのまま帰るお帰りヘナがあります。

現在、サロンでの白髪染の約7割がこのヘナ染になっているくらいアライフのメインメニューになっております。

まだヘナ染を未経験で興味のある方は是非一度、アライフで本物のヘナ染を体験ください

その2 縮毛矯正 

ちまたではやれ酸性矯正やらアルカリ矯正、髪質改善ストレートなど…名前が先行してしまっておりますが、アライフではそう言ったカテゴリー分けはせずにその時の髪の状況(癖の種類、癖の強さ、髪の毛の太さ、カラー履歴、パーマ履歴等のダメージ)を総合的に判断してその時のその髪に適切な薬を配合して施術します。

よく酸性矯正で自然なストレートに…と言いますが強めのくせ毛を酸性矯正でやると相当な熟練(酸性矯正専門の人)てもないとクセが取りきれなかったり、ボリュームが収まらなかったりとミスに繋がりやすくなります。逆に強いアルカリ矯正でも健康毛であれば柔らかな仕上がりの自然なストレートにする事は難しくありません。ブリーチやアルカリ白髪染めを繰り返したかなり強度の落ちた髪の毛には酸性矯正をもってしても毛先がツンツンしたり下手するとビビり毛になる可能性も。。

それを避けてキレイで柔らかな自然なストレートヘアに仕上げる為にいかにカラー系のダメージを減らすかをアライフでは考え、一つの答えが全く髪を傷めないヘナ染めを白髪染めには強くおすすめしています。40代後半くらいからの髪質は加齢によりクセが増え、髪も痩せていきツヤも減っていきます。そんな状況の髪にアルカリの白髪染めましてやブリーチを使う今流行りの白髪ぼかしなどもっての外です。ヘナ染を繰り返す事でタンニンなど髪をしっかりさせてくれるモノが入ることで髪の強度が増しハリコシが出ます。その状態に自然な縮毛矯正を加えてクセを取りツヤを出す事で若々しいヘアスタイル(ボブベースのスタイルが理想的)を手にすら事が可能になります。

ヘナ+縮毛矯正orデジタルパーマがエイジング毛には最強??

その3 デジタルパーマ(デジタルクリープパーマ)

最後はパーマ施術の途中に熱処理を加えるデジタルパーマです。通常のデジタルパーマは毛先ワンカールやSカールのアイロンやコテで軽く巻いた様なミディアム〜ロングでのコンサバティブなスタイルに適したパーマ、もちろんそんなスタイルも出来ます。しかしアライフオリジナルの(巻き替えクリープデジパー)はもう少ししっかりした根本近くからのウェーブカールスタイルも自由自在、元々パーマのかかり難い髪にもこの方法なら可能です!

ヘナ染めをするとパーマかまかかり難くなる…はい、確かに繰り返しのヘナ染めはその傾向がありますがこのアライフオリジナルの巻き替えデジならそんなヘナ毛も今までちゃんとパーマかかった事ないという方もほぼしっかりパーマをかける事が可能です!(本当にごく稀にパーマがかかるのに必要な結合が皆無な髪の方にはかかっても直ぐ取れてしまう事があります)

それなりの低ダメージ毛で髪にボリュームUPを望むなら是非お試しください。

ただ、髪にそれなりのダメージがあると縮毛矯正以上にパーマは施術が難しくなります。髪は基本、根本側より毛先にいくにしたがいダメージは大きくなりますし髪の弾力も失われます、そうなるほど髪を曲げるパーマは難しくある程度のダメージを超えるとどんなに上手い美容師さんでも髪を傷めるだけでカールを出す事は出来ません!パーマの失敗の多くはダメージ具合の見極めを誤ったことによるモノが大半だと思います。そう言う意味でもパーマは本当に難しいのでよっぽど信頼できる美容師さん以外でやらない事をオススメします(笑)ちなみにパーマ希望を出して美容師さんがあまり乗り気でなければ失敗する率高いので諦めてください!

ですのでアライフではブリーチ毛やハイトーンで髪の強度の下がってる髪にはパーマはお断りしてます。先ずは髪のコンディションを上げること(ナチュラルトーンのカラーに変えていくとか、ヘナやヘアマニキュアなどにするなど…)ある程度の強度に髪を戻してからパーマはかけてください。

アライフでは得意とする縮毛矯正やパーマも多くの方に楽しんでもらいたいのでヘナ意外でもなるべくダメージの少ない処方でカラーリングを心掛けています。

髪によう様な悩みがある方、ヘナに興味のある方、今通ってるサロンで縮毛矯正、パーマを断られてしまう方など…是非一度アライフにお越し下さい!!

#アライフ #麻布十番美容室 #ヘナ #縮毛矯正 #デジタルパーマ

 

ヘナ染め追加メニュー始めます🌿

またまた久しぶりのブログになっちゃいました😅

ヘナメニューを特化、強化を始めてから10年以上経ちましたが国産ヘナ藍の人気もあり、今ではカラーメニューの7割がヘナ染めになっています❣️

元々得意としていたデジタルパーマと縮毛矯正それとこのヘナ染めが僕の三大メインメニュー(笑)もちろん似合わせカット💇‍♀️は最大の売りです♪

ヘナ染めでパーマがかかり難くなった髪にふんわりデジタルパーマ👩‍🦱

話しは戻りますが…アライフのヘナ染めは国産琉球ヘナを主体に、、国産琉球ヘナのみでのヘナ染め、インディゴ(藍)とミックスした白髪ぼかしのヘナインディゴ染め、ヘナ染めは時間をある程度長く(2〜3時間)おく事で少し染色力がアップ⤴️するのでサロンで塗るだけをしてお帰り頂きご自宅でゆっくり過ごしてから流してもらう(お帰りヘナ)、ヘナメインのペーストで染めた後、一度流してインディゴメインのペーストで染めるWヘナ(2度染め)4つが基本メニューになっています。

人気のお帰りヘナ❣️

お客様の白髪の量(白髪率)や白髪をぼかす程度の染まりで良いのか?しっかりと白髪をカバーしたいのか?など、髪の状態やご希望、予算に合わせてメニューを決めています。

ヘナインディゴ染めのメリットはとにかく髪と頭皮に負担無く(アレルギーはゼロではありませんが…)白髪を染める(ぼかす)事が出来る唯一無二の天然染料です。加齢で細くボリュームの無くなった髪にハリコシを与え、ダメージしていた髪も徐々に回復ししっかりとした髪に変わっていきます。

逆にデメリットは個人差はありますが一回のヘナ染めでは白髪は程々にしか染まりません、2度染めや何度か重ねて染める事でしっかり白髪をカバーする事は出来ますが普通の白髪染め(ヘアダイ)の様に短時間で明るくしながら染めたり、ほぼ黒髪くらいまでガッツリ染めたりする事は出来ません!←ココの認識かなり重要❗️(染まりでヘナに期待しすぎない事!)

端的に言うとヘナのデメリットは「一度ではそこまで染まらない」「普通の白髪染めの倍以上の時間が必要」「白髪率により染まり具合が変わってしまう」←この3つ目に更に対応するメニューを新しく導入します‼︎

ヘナ染めを長く続けていると中には最近染まりが悪くなった?と聞かれる方が一定数出てきます。確かにヘナインディゴは天然のモノなのでよく染まる国産ヘナなどは特に季節により取れる葉っぱ🌿の色素含有量が四季のある沖縄だと冬に取れるヘナはその色素含有量が少し下がったりするようですし、インド産も製造ロッド毎に若干の差はある程度しょうがないようです。後は当然ですが…気づかないうちにお客様の白髪率が歳とともに増えてしまっていて(人によっては急激に増えら場合も…)同じ様に染めていても実際の染まり具合が薄く感じる様になってきてしまっているというのが現状です!

一度染めの方は白髪が増えてきたら→2度染めに変えれば確実にしっかりと染まって感じれると思いますが時間も料金も倍近くかかってしまいます💦そこで➕3300〜で「ポイント2度染め」を始めようと思います。全体的に増えてしまった方は普通の2度染めを勧めていますが、コメカミなどフェースラインだけ白髪が増えてきてしまったなど、部分的に白髪率が上がってきた方向けのメニューとしてこのポイント2度染めを今後ご提案して行こうと思います。一度目のヘナの時間を少し短くして白髪率の高い所にだけ2度塗りをして30分ほど時間をおく事でどうしても部分的に薄い染まりが気になる方な対応出来るのではないかと考えています。

後、どうしても生えてる髪の量が少なかったりきわの部分、もみあげなども他の部分と比べると薄染まりになりやすいのでそう言った場所には、30分くらい時間が経過した辺りで更にヘナインディゴを重ねる「追いヘナ」も状況に応じて10g以内の少ない量ならサービスで、それ以降は➕1100円〜でやって行こうと思います。

このブログを見てそういえば最近染まりが…など気になっていた方は遠慮なく言ってください!なるべくそれぞれの状況に合わせて出来る限り対応します!

ではでは今後ともアライフのヘナ染めを楽しんでください💚

 

セルフヘナ成功の5つのポイント🌿

アライフのブログをご覧頂きありがとうございます♪

ヘナに特化したサロンとして10年以上毎日ヘナ染めを提供している私が考えるセルフ(自宅)ヘナの成功の秘訣を今回は書いていきたいと思います。

まず普通、ヘアサロンがサロンメニューで行っているものをご自分でどうぞって言うのはなかなか無いですよね(笑)もちろん前髪カットくらいはポイントを教えてくれる美容師さんはそれなりにいるとは思いますが…

そんなヘナ特化サロンで売り上げの主軸であるヘナ染めのセルフ(自宅)ヘナを推奨するのか??

理由はいくつかあります。先ずは全く髪のダメージの心配がない事!普通の白髪染や明るいカラーはやればやるほどダメージが蓄積しますし、炎症やアレルギーなどの肌トラブルもヘナ染めは圧倒的に少ない事。インディゴの配合率が高くなると色ムラは多少出ますがそれも少ないし、自然な染まり具合なので伸びた時にプリン状態にもなり難いです。とにかく他の白髪染と比べ総合的に安全だと言うのが理由の一つです。後、何より髪は本当にキレイにダメージ無く健康的になります。

セルフヘナの動画です🎥

https://youtu.be/LKiTFHUREjg

前置きはこのくらいにして、成功のポイントを解説していきます♪

①良質なヘナ(オススメ1位はオーガニック琉球ヘナシリーズ)を選びましょう♪染まりが良いことはもちろん、滑らかなペーストになり塗布がし易く肌にしっかりと密着します。

②良い道具を選びましょう♪まずは塗布する道具「ヘナスクーパ」と言うアライフオリジナルヘナ専用のヘラになります。付属のスティックで髪を掻き分けながらスクーパでヘナをたっぷり掬い手塗り感覚で塗布する事で塗りムラ少なくしっかり塗布出来ます。そして大きめなボールとマドラーも必須…しっかり混ぜる事も重要。

③丁寧かつ素早く塗りましょう♪ヘナのペーストは時間が経つとどんどん乾いていきます、染色具合にも影響出ますし、パサつき始めるとより塗りムラが出たりより塗布が難しくなります。出来ればご家族の方がいるなら後ろとかを一緒に塗ってもらうと良いと思います。夫婦でお互い塗りッコなんて素敵です♪

④長めに時間を置きましょう♪アライフでもそうですがきっとほとんどのサロンはヘナの放置時間を〜60分以内に設定していると思いますが、ヘナの持つ染色力を100%引き出すには出来れば倍の2〜3時間放置が出来るとベスト。

⑤ラップ等でしっかり密閉、水分を保持した状態で時間を置きましょう!塗布してラップ後に軽く揉み込んだり圧迫する事で根本にヘナがしっかり乗り染まりムラを防げます。最初のペースト作りの時の水分も大切、多過ぎず少な過ぎず…この加減は使うヘナ粉によっても変わるので説明難しいですが。。。

先ずはこの5つのポイントを意識してセルフヘナにトライしてみて下さい。もちろん手が器用な人は何となく初めてでも出来たりしますし、何回かトライしないと難しい方もいらっしゃると思いますが特にインディゴ(藍)の混ざってないオレンジ色のヘナ単品染めは塗りムラ以外のトラブルにはなり難いので是非怖がらすチャレンジしてみて下さい!

逆にインディゴ(藍)ミックスや単品染めは染まり自体のコントロールも難しいですし、色ムラも出やすい…インディゴ(藍)は何度も重なると毛先に向かってどんどん黒く濁った色になっていき、根本の色とのギャップが出でしまいます。なので2度染めは出来ればサロンでやってください。そしてインディゴ(藍)ミックスはリタッチ(根本のみ)を基本として既に濃く染まっているところには新しいヘナインディゴが付かない様に意識しましょう。

よくヘナは染めれば染めるほど髪に良い❗️みたいな事を耳にしますが例えオレンジヘナのみで染める方と中間〜毛先の色が充分染まっているなら毛先は塗らない方が良いと思います。特にパーマも時々やりたい人はNGです。繰り返しのヘナは一定量超えると毛先がツンツンしたり、髪が硬化してパーマのかからない毛になってしまいますよ!

僕の一番の思いは、ヘナを体験し良さも充分わかっても時間やコストの問題などでまた普通の白髪染めに戻ってしまうのがとても勿体無い。全体をしっかりキレイに染めるのにはサロンヘナを利用してもらい、時間がない時は塗るだけ「お帰りヘナ」と言うメニューもあります。ちょっと顔周りなどの白髪が気になった時はセルフヘナで…そんな感じで上手く続けられれば良いんではないでしょうか?

この様にヘナのメリットデメリットを把握して是非、これからも快適なヘナライフを送って下さいね。

パーマがかかり難いヘナ毛への最強テクニック‼︎

ヘナ染めしているとパーマがかからないって本当ですか??

はい、ほとんどの方がヘナをしていない頃よりかかり難くなります。

理由① 髪に普段ヘナだけを続けている髪はほぼダメージしていないから(日頃、ドライヤーやアイロンなどの物理的なダメージは少々あるとは思います)

理由② ヘナの色素成分のローソンやタンニンなどの異物が髪の毛の中や周りにくっついて髪の強度が上がるから(髪がより酸性に傾き同時に収斂して硬さも出てくる)

理由③ ヘナの頻度が多かったり(2週間毎〜)毛先まで毎回塗ってしかも置く時間が長すぎたり…(セルフホームヘナの方が特にやりがち)

髪や頭皮に良いとされるヘナ染めですが適度な回数をした髪はハリコシや艶が出て人によっては癖毛も穏やかになる人もいますし、本当に良いものですが極端に頻度を高く染め過ぎると髪が硬くなりハリガネみたいにアイロン等でスタイリングしても直ぐ取れてしまったりツンツンした毛先になってしまい髪本来のしなやかさとは程遠い質感になる事も…

なのでパーマスタイルが好きな方はその辺りも考えてヘナ染めを楽しんでください!

今回はヘナ毛にパーマの2つの施術例をご紹介します。

1人目は元々の髪が細くサラサラでパーマがかかり難い上に定期的(2〜3ヶ月毎)にヘナ染め(一度染め)をされてる方

元々細く髪が弱いので薬剤は控えめで物理的な力(ロッドに巻きつける、熱を加える)をメインにかけていきます。仕上がりでのカールの大きさよりかなり細めのロッドに弱めの薬を付けながらしっかりテンションを加えて巻きます。(物理的に力…細いロッドに強く巻きつける)放置時間も長めに設定(15分〜)次にカールチェックでイメージより小さくカールが出ていたらロッドをつけたまましっかりと水洗して余計な薬を流します。そしてまたカールチェックしながら少しだけ太いデジタルパーマ用のロッドに同じくテンションをある程度かけて巻いていきます。その後熱入れ(70〜90°)10〜15分。しっかりロッドを冷まして最後の2液でしっかりとW酸化処理をします。

この辺りはお客様は覚える必要は無いです(笑)薬を抑えめにしながらも二度も細めなロッドに巻き、更に熱の力を髪に伝える事でダメージを最小限にかかり難いヘナ毛にもしっかり持ちの良いパーマスタイルが可能になります!

次はショート系パーマです。

この方はお友達の美容師さん💇‍♀️なのでヘナはほぼセルフヘナでしかもヘナ染め頻度がやばいです(笑)顔周りなど気になるところは2週間毎に染めるそうです♪しかもその時その時で色んなヘナを試したりしてます💦ですので正直、1番難易度が高いタイプ!!何度か彼女の髪にパーマをかけていますがバックのつむじ下から耳の高さくらいまでは逆に癖もありとても難しいパーマになります。

ビフォーアフターです笑笑

こちらは薬をかかり易い部分(癖毛の部分)とかかり難い部分(顔周りやトップ)とかなり差のある強さのものを使ってロッドも先程と同じくテンションをしっかりかけて顔周りほど細めのものを使います。巻き上がりに再度付ける薬もパワーアップさせています(ダメージよりもかかり難さを優先させてます)後のプロセスは先程のミディアムロングの方とほぼ同じ工程になります。

ショートなのでハンドドライで馴染む程度のかかり具合を目指しました。彼女の場合は本当にかかり難く、取れ易いので数日でもう少し馴染むと思います。

彼女曰く…パーマだけはアライフで!と言っていただけました♪笑

ダメージ毛(ハイトーンカラーや縮毛矯正毛など)にかけるパーマもとても難しいですが…こちらはかかり過ぎたり、痛み過ぎてカールウェーブがきれいに出なかったりする難しさ。

一方ヘナ染め毛は…単純にかかり難い、取れ易い、セルフヘナの人などは顔周りが特にかかり難くパーマのかかりにムラが出やすいなど。

まぁ、どちらにしても美容師のパーマスキルがかなり高く無いと難しいです。

どこのサロンでもパーマをちゃんとかけてくれる(出来る)訳では無いのでしっかりリサーチしてサロンを選んでくださいね!

#ヘナ染め #ヘナ毛にパーマ #イヤラップ

2度染めヘナ(Wヘナ)のプロセス紹介

Wヘナ(ヘナ、インディゴの2回染め)

ヘナで1番しっかりと白髪に染まる(あくまでもヘナ染の中で1番染まると言う事です…普通の白髪染め程には染まりません)2度染めヘナ(Wヘナ)のプロセスを写真付きの時系列でご紹介します🌿

このお客様は月に1度のペースでWヘナをされています(この周期が理想的です)

根本を見てください、前回染めた部分は少し褪色して薄くなっています。この様にヘナ(インディゴ)も特に1回目は2度染めでも時間と共に抜けて薄くなります。特に2回目のインディゴは何度か重ねないとまぁまぁ抜けます。ヘナの方が褪色は少ないと考えてください。かと言ってインディゴを先に塗って後でヘナ…っていう染め方は何故か染まりも悪いしけっこう赤みが出てしまいます(ヘナとインディゴはそもそもの発色のメカニズムが全然違うんです…)今回は割愛しますが同じ自然染料ですが全くの別の植物🪴たまたま髪を染める事がで来て合わせて使うとオレンジとグリーンで補色し合う関係でブラウン系に染められるので使っているのが現状です。

1度目のヘナ(琉球ヘナ9:1インディゴ)でたっぷり塗っていき60分ラップでしっかり覆って時間を置きます。

耳は色が付かない様にウチの新商品「イヤラップ」で保護します。インディゴよりヘナの方が肌に付いた時若干落ちにくいです。ただ、最初のヘナで少し生え際がオレンジぽくても不思議な事にそこにインディゴを重ねて染めると髪は茶系に染まっていくのに肌はほぼわからないくらいに最初のオレンジ色が相殺されて消えるので大丈夫です♪

一度流してしっかりとオレンジ色に染まったところでインディゴ(インディゴ2:1琉球藍)を同じくたっぷり塗布。

インディゴは途中で水スプレーとスチームを使い水分を与え空気に触れさせて「酸化」を促します。(インディゴは酸化して徐々に発色が進みます)インディゴの完全発色は3〜4日かかります。

ちょっと緑っぽく見えますがこのくらい染まっていれば3〜4日後はしっかり白髪がカバーされたナチュラルブラウンになると思います。

このお客様はデジタルパーマも4〜5ヶ月に一回のペースでかけていますがヘナは何度か重ねるとパーマなどで褪色する事もないですし、パーマ自体はかかり難くなりますがその分、ヘナでハリコシの出た髪にパーマをしっかりかけるとふんわり綺麗なウェーブスタイルが可能になります。とても若々しい後ろ姿になってますね!

パーマ以上にヘナと縮毛矯正は相性抜群❣️ヘナの効果でダメージをほぼ感じず艶とハリコシがあり更に自然な丸みのあるストレートヘア近づける事が可能に!

今回の施術のポイントは…

濃いめのブラウンにしたい場合は1度目のヘナはオーガニック琉球ヘナ一択です(インドヘナや他の沖縄ヘナではここまでの深みのあるオレンジ色にはたぶんなりません)そして10%〜20%最初からインディゴを加えて2度目のインディゴは琉球藍とのミックスで染める(何故か色の染まりが安定する)場合によっては琉球ヘナを10%未満加える(コレも色の安定の為)

本当はもう少し長く放置時間を取れれば更に発色は上がると思うのですが…サロン運営上アライフではヘナインディゴ共に1時間をMAXの放置時間として施術しています(更に時間を長く置きたい方には「お帰りヘナ」をお勧めしています。

サロンで塗って最低2時間(通常の倍の時間)置いて自宅で流してもらうと更にしっかりと染まる可能性も!

ヘナは染まらない…確かに普通のヘアカラー(白髪染め)の様に明るさも濃さもある程度コントロール出来るモノとはだいぶ違います。1度染めでもヘナ単独(オレンジ色)なら色が鮮やかなこともありある程度1度でも染まってる感じには出来ると思いますがインディゴMIXの場合、染まり難い人は特に最初は白髪がボケる程度で満足出来ないレベルかも知れません。特に普通の白髪染めからの移行の場合は同じ様な染まり具合を求めるならこの2度染めヘナ(Wヘナ)を体験してみてください。。