アライフ取り扱いのヘナ、インディゴの説明 2

前回のヘナに続き今回はインディゴ()について書いていきたいと思います。

左からインディゴ、タデアイ、琉球藍。数日かけて発色していきます。タデアイは紫色に!

最近ヘナ染めを始めたり知った方はインディゴをミックスしたブラウン系ヘナもある事はご存知だと思います。大体のメーカーはヘナ100%、インディゴ100%、間のミックスしたブラウン系を23種類に加え、アワル(無色これも別の植物の葉)やターメリック(ウコン黄色)、色には関与しませんが数種類のハーブの入ったミックスハーブなんて言うのももラインナップに入っている場合があります。この中で色を作るモノはヘナとインディゴ、そしてウコンただしウコンはかなり繊維質なのでミックスしてペースト状にするとかなりボソボソした感じになるので塗布しづらいデメリットがありますがヘナのオレンジを薄めたりブラウン系を明るめにする為に使う事はあります。

15年ほど前まではヘナのオレンジを抑えるのにヘアカラーに使われるジアミンなどの化学染料などを混ぜる事でライトブラウンからほぼ黒までありましたが化学染料が入っている事を知らずに使ってアレルギー事故が多発した時期もありました。それに代わるようにインディゴ(ナンバンコマツナギ)が少しづつ使われるようになり現在に至ります。

しかし、相変わらずジアミン入りヘナも雑貨扱いながら出回ってますし化粧品登録可能な塩基性染料を混ぜてあるモノが最近は増えてきました。もちろん天然のインディゴ()もアレルギーの可能性ありますし、塩基性染料はジアミンに比べればかなり安全とも言えます。アライフもそうですが天然染料にこだわるならヘナ、インディゴ()で出せる色を楽しむので良いんじゃないでしょうか?

元々色にこだわるなら化学染料には到底及ばないですから

前置きがだいぶ長くなってしまいましたが💦アライフで扱うインディゴ()3種のそれぞれの特徴などを解説いたします。

インド産インディゴ(ナンバンコマツナギ)

  (インディハーブス)

発色レベル    ☆☆☆☆

質感手触り    ☆☆☆

鮮度・安心感   ☆☆☆

コスパ      ☆☆☆☆

オススメ度    ☆☆☆☆☆☆☆

ヘアカラー用のインディゴパウダーもほぼ流通しているモノはヘナと同じくインド藍(ナンバンコマツナギ)、ヘナと違うところはそれぞれの工場がインディゴ農家と直接取引している点、国営ヘナ市場はヘナのみを扱っていて後発のインディゴは良い農園をそれぞれ押さえる事ができるのでメーカーごとで差が出る可能性があります。色んなメーカーのを試してもそう感じる部分はありました。

そして1つ、インディゴ(ナンバンコマツナギ)については注意点が食物アレルギーの可能性がある点です。長年使っていますがやはり数人の方に痒み等、軽めのアレルギー反応の報告は受けています。毎日使う美容師に至ってはパウダーを混ぜる事もキツい方もいるそう。ただし、ジアミンアレルギー程の重度の反応はほぼ出ないと思われます。しかしながらパッチテストや何か気になる反応があったら使用頻度を少なくするなど注意は必要です。

色味に関しては酸化発色というヘナとは違う染色メカニズムなので毎回多少のブレはありますがインド産インディゴは白髪には淡いブルーで重ねていくと黒っぽく深くなっていきます。

ヘナとは違い水の豊富な南インドでインディゴは作られています。

アスファルトの熱を使って乾かしてる💦その横を普通に車通過していきます😅

国産タデアイ(蓼藍)藍里農園コスメティクス

発色レベル    ☆☆☆    (紫色に変化)

質感手触り    ☆☆☆☆

鮮度・安心感   ☆☆☆☆☆

コスパ      ☆☆

オススメ度    ☆☆☆☆

蓼藍の髪染め用パウダーとしては唯一の製品。当たり前ですが国内一括生産この後紹介する琉球藍も同じですが、収穫後に先ず洗浄。(タデアイは虫が付きやすいので最低限の農薬と洗浄時も消毒液も微量使っているそうです)洗う事で目に見えないチリホコリや虫等を落としてから2種類の乾燥方法でその日のうちに行います。藍は鮮度的にもそうですが刈り取った時点から発色し始めてしまうので素早く乾燥工程に持っていく事が必要なのです。企業秘密な部分なので細かくは言えませんが採取的にペーストにして髪を染めれる状態にするには違う乾燥工程を経てパウダーにしたものを適度な比率でミックスします。繊維等を染める発酵やアルカリを加える技法では基本青色に染まりますが乾燥パウダーをお湯で溶いて自然に空気酸化で染める髪の藍染では乾燥工程などの問題か?他の要因なのか?最終的に紫色に発色します。キレイな色ですけど。。

ですのでヘナとミックスしたり2度染めにタデアイを使うと赤みの残るブラウンになります。良い悪いではなくインディゴとは違う発色を楽しめます。

何より蓼藍には漢方薬としても使われるくらい薬効があり、抗菌、抗酸化作用などエイジングや育毛、頭皮環境改善にも期待出来ます。

インディゴと比べアレルギー反応の出る可能性は更に低いと思いますが薬効効果の好転反応?なのか、染めた後に頭痛や倦怠感などが出る事があります。コレは時間と共に引いては行くので心配はいらないと思います。

蓼藍パウダーはご夫婦で生産から全て手作業で作ってます🌿

沖縄オーガニック琉球藍(レイ企画)

発色レベル    ☆☆☆☆

質感手触り    ☆☆☆☆

鮮度・安心感   ☆☆☆☆☆

コスパ      

オススメ度    ☆☆☆☆

琉球藍も国内唯一の髪染め用パウダーがこちらになります。大きな理由は二つコスト的な部分と製造工程の特許をこちらのレイ企画が持っている事。その為に中々他が手を出せない??100gのパウダーの値段を比べてもインド藍の3倍以上、蓼藍より15%ほど高くなっています。

製品としてはとても良く琉球ヘナとのミックスは白髪率がある程度高くてもしっかり時間を置けば1度染めでもけっこうカバーしてくれますし、髪の質感や手触りなどとても良好です。

タデアイと同様でポリフェノールなど豊富に含み、抗酸化作用など頭皮環境改善が期待されます。

課題はとにかく生産量が上がらない事には料金が下げられないので中々多くの方に使って頂く事が難しいとても良いモノなんですが。。

琉球藍の畑は山あいに点在しているので収穫はちょっと大変!

ある程度の高温で蒸したりするので洗わなくても?と思うけどヘナ同様しっかり真水で洗ってから。。

このようにインディゴ()は種類によってけっこう特性が違う事と値段も差が大きいのでアライフではサロンの施術ではメーカーごとそれぞれ使うやり方とお互いのデメリットの解消とコストを抑える為のオリジナルミックスで使うメニューをもうけています。

染色力を求める場合はヘナは琉球ヘナ、藍はインディゴをメインにする刺激やアレルギーの心配もあるなら蓼藍、琉球藍を多めのミックスで。

ヘナ、インディゴ()それぞれ3種づつ用意のあるアライフならでは出来るメニーになります。

最近は特に国産ヘナ、藍での問い合わせや施術基本がかなり増えて来ています。特にインドヘナ、インディゴしか体験ない方は是非一度、国産ヘナ、藍でのヘナ染めを体験してみてください。

けっこうな白髪量でも琉球ヘナベースでの2度染めならしっかり自然にカバーしてくれます🌿

アライフで取り扱う各種ヘナの説明書🌿

今回はアライフ取り扱いの数種類のヘナ、インディゴ()についてそれぞれの特徴などを比較も含め詳しく説明したいと思います🌿

既にヘナ染めされてる人も興味があり今後チャレンジしてみたい人も是非一度、このブログを最後まで読んで見てください。

ここではあくまで天然ヘナとインディゴ()について書いていきます。まだまだ世の中に多く出回っている化学染料(ジアミンや塩基性染料など)入りのヘナインディゴについてはアライフでは取り扱いも使用もしてませんのでこの記事でも触れません。

先ず、日本国内で流通しているヘナはほとんどがインドヘナ、近年暖かい沖縄での国産ヘナの栽培が少しずつ増えてきているのと、北アフリカや東南アジアからも少々。

インディゴもほぼ、インドからで最近沖縄琉球藍と蓼藍の髪染め可能な製品が1社づつ出てきました。インディゴ色素を持つ植物は世界中ありますが衣料品等の繊維染めもほぼ、化学藍が使われていて天然藍は日本やインドなど一部の国と地域で生産されているくらいです。

 

左からインドヘナ、モロカンヘナ、琉球ヘナ

ヘナは元は同じ日本で栽培されてるものも種や苗木をインドなどから輸入したものから作られていますが育つ環境でけっこう変わっていくようですね。

では先ず国内流通の90%以上のインドヘナの中でアライフがセレクトしたのがインディハーブスのインドヘナ🌿からご紹介!

インドヘナ(インディハーブス)

発色レベル    ☆☆☆☆

質感手触り    ☆☆☆

鮮度・安心度   ☆☆☆

コスパ      ☆☆☆☆☆

オススメ度    ☆☆☆☆☆☆☆

色は明るめのオレンジ、ヘナに含まれるタンニン等の補修能力のある成分が髪を内側から

強化し、収斂作用もあるのでハリコシと自然なツヤ髪が期待出来ます。ダメージが多い髪の場合はしばらく軋みやパサつきが出てしまう事も。白髪率が少ない場合はほんのりオレンジのハイライトが入ったように白髪が多くなる程、全体が赤みのあるオレンジ色になっていきます。そのオレンジが気になる場合はインディゴを混ぜたモノを使うか、ヘナの後インディゴ染めの2回染めをする事でナチュラルなブラウン系の色に染められます。

インドヘナに関しては多くの国内ヘナメーカーが自社製品が最高級品とうたいソジャット産が1番品質が良いと言っています。もちろんある程度正しいと思いますが僕の見解はソジャットには広大なヘナ畑が広がり国営市場が存在するのである程度大量のヘナが安定的に供給され更に近くに生産工場も多くあるので日本のメーカー側がレベルの高い工場としっかりと提携し、なるべく品質の高いヘナを買い付けて製造する事で高品質なヘナを輸入出来ているんだと思います。畑や土壌にまで言及しているところもありますが国営の市場が管理してるので日本のメーカーが畑から製造まで一括管理は出来ないはずです。そもそもヘナは大昔から雑草の如く自然に各地に生えてたものですし、とても強い植物なので何か畑に手を加えるような事はコスト的にもインドで行うはずはありません。ですのでインドで良質なヘナを仕入れるには良い工場と契約する事につきます。そしてレベルの高い工場はインドにそうそう多くはないので日本の最高級をうたうヘナはけっこう同じ工場で生産してる事が多いです。なのでそれなりのメーカーのヘナであれば品質もほぼ変わりません。(インディゴに関しては国営市場は関係ないのでそれぞれ独自に入手が可能なのでミックスされたブラウン系などは違いは出るかも知れません。)

アライフ取り扱いのインディハーブスはインドヘナの製造販売会社の大手KEO社と早い段階から契約し他の日本メーカーのパイプ役でもある事と1番良質なヘナが取れる時期に年1回で一年分のヘナを大量に発注する事で低コストを実現して良質なヘナでありながらリーズナブルな価格を実現しています。

広大なヘナ畑🌿

国営ヘナ市場相当広くて大きいです。

工場での工程の一部

モロッコ産ヘナ(インディハーブス)

  品名 モロカンヘナ

発色レベル    ☆☆☆☆☆☆☆

質感手触り    ☆☆☆☆

鮮度・安心度   ☆☆☆☆

コスパ      ☆☆☆☆

オススメ度    ☆☆☆☆

ヘナを染色や薬草として使い始めたルーツは実は北アフリカ(エジプトのクレオパトラの時代より前から??使われていたらしい)

その北アフリカのモロッコ産のヘナをインディハーブスが畑での生産から製造まで一括管理し、最後は日本国内でパッキングした製品。インドヘナとは工程がいくつか異なり、陰干しで時間をかけて乾燥させ、石臼のグラインダーで余計な熱が入らず生っぽい粗めのパウダーになっています。そのため、ペーストにした時の香りや粘りがかなり違いを感じることができます。色的にはより鮮やかなオレンジ、白髪の多い方だと少しインドヘナより薄く感じるかも知れません。質感はサラサラ軽い感じに仕上がります。インドヘナしか知らない方は一度試してみる価値ありです。

モロカンヘナはまだ大量生産が出来る環境ではないので若干インドヘナよりコストは高くなります。本当はモロッコ視察の予定があったんですがコロナのおかげで中止になり未だ行けてないので早く行きたいです(笑)実際に現地を見てより自信を持って提供していきたいです!

沖縄オーガニック琉球ヘナ(レイ企画)

発色レベル    ☆☆☆☆☆

質感手触り    ☆☆☆☆☆

鮮度・安心度   ☆☆☆☆☆

コスパ      ☆☆☆

オススメ度    ☆☆☆☆☆

国産(沖縄)ヘナのパイオニア現在は数社、10ブランド以上の沖縄産ヘナがありますが一通りチェックしてその中でNO.1と思えたヘナがこのオーガニック琉球ヘナ。インドも畑〜市場〜工場と視察もして沖縄でも全ての工程を見させてもらい多くの面で日本クオリティーを実感しました。かなり試行錯誤したとの事でしたがヘナ自体もインドより大きな葉をつけローソン(色素)の含有量も多く確実にインド、モロッコヘナより濃く深いオレンジ色に染まります。質感でもよりしっとり髪のまとまりが良くなる感じです。髪への染まりには関係ない部分ですがこの後に出てくる国産藍の琉球藍と蓼藍もそうなですが僕が国産ならではで化粧品扱いのモノとしてはとても重要に感じた事「収穫後、先ず洗う」ということ。。洗う工程を手伝ってみてぱっと見、そんなに汚れて見えない収穫後の枝葉が真水でいっぱいのプールで丁寧に洗うと予想以上の汚れで一つ目のプールの水は茶色に濁ってしまいました。更に数回プールで洗い水が汚れなくなったら機械乾燥機でほぼ一定の乾燥具合を保ちます。インドではそんな施設は無いですしそんなコストはかけれない。

国営市場があり流通の流れが決まっているのでその点での差は大きいと思います。

沖縄のヘナ畑🌿

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左の大きなプールから始まり5回洗ってから乾燥機へ