アルカリ矯正と酸性矯正どっちが良い?(お客様向けblog)

そろそろ梅雨入り??

6月も半分過ぎました、最近は梅雨といっても毎日しとしと雨が降るというより真夏日の晴天か土砂降りか…💦湿気は凄いのは変わらないので髪も纏まり難くなってきていますね。

5月末からサロンでも急に縮毛矯正のリクエストが多くなっています。3〜4ヶ月周期でかけている人とは別に年1〜2回、この梅雨〜夏にかけてだけの年1回の方がこの時期一斉に縮毛矯正施術希望で来ます。

僕のお客様はほぼお任せしてもらっているのでどんな施術(アルカリ矯正、弱アルカリ、弱酸性、酸性スピエラ矯正…)でされてるか知らない(笑)と思います。

同じ方でも現在のダメージ具合や縮毛矯正履歴などによっては薬のチョイス(アルカリなのか?他の選択なのか…)や配合率などこれまでのカルテの履歴などからその都度設定しています。

なのでアライフのお客様は余りその辺りは気にせず、なりたいヘアスタイル💇‍♀️の希望を伝えて頂ければそのスタイル似合った質感になる様に薬剤をチョイスします

何を言っているかわからない(笑)かも知れませんが基本、アルカリ矯正でも酸性矯正でもクセは伸ばせます。よくネットで見ているとアルカリ縮毛矯正は痛むとか酸性縮毛矯正は伸びにくいとか…それぞれ得意にやっているサロンはその逆の施術を否定しがちです。(笑)

アライフの考えは癖毛をしっかり伸ばせる施術ならアルカリだろうが酸性だろうがどちらも等しく髪の構造を薬と高温で大きく変えてしまっているのでその時からしばらくはサラサラで髪が逆に良くなっているとしても結果的には髪に負担(ダメージ)を与えていることには変わりないと思っています。もちろん細心の注意を払って最小限の負担でクセを伸ばす努力をしています。

当たり前ですが…いくらその時は上手に矯正をやっても元々ダメージの大きい髪や頻繁なカラーとの併用、縮毛矯正の頻度の高さ、元々が強度の低い髪質の方や極端な加齢毛の方などはちゃんとした上手なサロンに見てもらってください。

特に事故やハイダメージのリスクが高くなりやすいパターンはブリーチなどのハイトーンカラーや複雑な履歴、逆に暗めでも白髪染めの頻度がかなり高い髪はアルカリ矯正だと初回から危険度高いですし、酸性矯正でも更に矯正履歴あると気をつけないと危険⚠️

逆にカラーの多少のダメージ毛でも頻度が低い場合やヘアマニキュア、ヘナ染め等の髪に負担の少ないカラー履歴やノンカラー毛ならアルカリ矯正でも酸性矯正でも適切な薬剤選定と高いアイロン技術を持っている美容師なら問題無く綺麗に癖を伸ばしてくれると思いますよ!

アライフでは癖をしっかり伸ばすのはもちろんですが癖毛タイプ別にヘアスタイルや求めている質感を重視して薬剤選定とアイロン技術を使い分けています。簡単な例を1つあげると…なるべくボリュームも残したい、丸みを残したいなら酸性縮毛矯正。逆にボリュームをなるべく抑えてタイトなフォルムにしたいならアルカリ縮毛矯正。。髪の捩れが強いならアルカリ、捩れがほぼ無い癖なら酸性。などがあげられます。

写真では分かりづらいかも知れませんがとても多毛で骨格も大きめなので彼女はとにかくボリュームを抑えたいのが第1希望…なので余りここまで軽くするのは僕自身は本意では無いのですがかなりレイヤーと削ぎ入れています、なので縮毛矯正も削ぎが多いと難易度上がります💦たまにハイライトでカラーましてますが半年に一度程度なので毛先の方以外はダメージは少ないのでボリュームダウン⤵️の為に根本〜中間はpHも高めなアルカリ矯正です(ダメージの毛先は中性まで減力したモノを使ってます。薬はハード系を使いましたがしなやかで柔らかなストレートヘアになっています。(ブラシを使ったブローはしていません)但し、彼女の大きめなウェーブの癖でなるべくボリュームを残したいとの希望であれば酸性〜中性域の薬をチョイスしていると思います。

この様にアルカリ矯正か酸性矯正か?ではなく…先ずはどの様なスタイル、質感を求めているか?次に癖の強さや髪質、ダメージレベル等を考慮して美容師側がお客様に合わせて選択するモノと僕は考えています。

アライフでは先ずはお客様のなりたいヘアスタイル💇‍♀️をしっかり聞いて必要と判断したらどんな縮毛矯正がベストか…ヘアスタイル、骨格、髪質、ダメージレベル、更に今後髪を伸ばしたいのかなども考慮して提案していきます。

たまたまこれを見つけたまだアライフを経験ない方も是非一度ご来店頂ければと思います。

 

ヘナ染め追加メニュー始めます🌿

またまた久しぶりのブログになっちゃいました😅

ヘナメニューを特化、強化を始めてから10年以上経ちましたが国産ヘナ藍の人気もあり、今ではカラーメニューの7割がヘナ染めになっています❣️

元々得意としていたデジタルパーマと縮毛矯正それとこのヘナ染めが僕の三大メインメニュー(笑)もちろん似合わせカット💇‍♀️は最大の売りです♪

ヘナ染めでパーマがかかり難くなった髪にふんわりデジタルパーマ👩‍🦱

話しは戻りますが…アライフのヘナ染めは国産琉球ヘナを主体に、、国産琉球ヘナのみでのヘナ染め、インディゴ(藍)とミックスした白髪ぼかしのヘナインディゴ染め、ヘナ染めは時間をある程度長く(2〜3時間)おく事で少し染色力がアップ⤴️するのでサロンで塗るだけをしてお帰り頂きご自宅でゆっくり過ごしてから流してもらう(お帰りヘナ)、ヘナメインのペーストで染めた後、一度流してインディゴメインのペーストで染めるWヘナ(2度染め)4つが基本メニューになっています。

人気のお帰りヘナ❣️

お客様の白髪の量(白髪率)や白髪をぼかす程度の染まりで良いのか?しっかりと白髪をカバーしたいのか?など、髪の状態やご希望、予算に合わせてメニューを決めています。

ヘナインディゴ染めのメリットはとにかく髪と頭皮に負担無く(アレルギーはゼロではありませんが…)白髪を染める(ぼかす)事が出来る唯一無二の天然染料です。加齢で細くボリュームの無くなった髪にハリコシを与え、ダメージしていた髪も徐々に回復ししっかりとした髪に変わっていきます。

逆にデメリットは個人差はありますが一回のヘナ染めでは白髪は程々にしか染まりません、2度染めや何度か重ねて染める事でしっかり白髪をカバーする事は出来ますが普通の白髪染め(ヘアダイ)の様に短時間で明るくしながら染めたり、ほぼ黒髪くらいまでガッツリ染めたりする事は出来ません!←ココの認識かなり重要❗️(染まりでヘナに期待しすぎない事!)

端的に言うとヘナのデメリットは「一度ではそこまで染まらない」「普通の白髪染めの倍以上の時間が必要」「白髪率により染まり具合が変わってしまう」←この3つ目に更に対応するメニューを新しく導入します‼︎

ヘナ染めを長く続けていると中には最近染まりが悪くなった?と聞かれる方が一定数出てきます。確かにヘナインディゴは天然のモノなのでよく染まる国産ヘナなどは特に季節により取れる葉っぱ🌿の色素含有量が四季のある沖縄だと冬に取れるヘナはその色素含有量が少し下がったりするようですし、インド産も製造ロッド毎に若干の差はある程度しょうがないようです。後は当然ですが…気づかないうちにお客様の白髪率が歳とともに増えてしまっていて(人によっては急激に増えら場合も…)同じ様に染めていても実際の染まり具合が薄く感じる様になってきてしまっているというのが現状です!

一度染めの方は白髪が増えてきたら→2度染めに変えれば確実にしっかりと染まって感じれると思いますが時間も料金も倍近くかかってしまいます💦そこで➕3300〜で「ポイント2度染め」を始めようと思います。全体的に増えてしまった方は普通の2度染めを勧めていますが、コメカミなどフェースラインだけ白髪が増えてきてしまったなど、部分的に白髪率が上がってきた方向けのメニューとしてこのポイント2度染めを今後ご提案して行こうと思います。一度目のヘナの時間を少し短くして白髪率の高い所にだけ2度塗りをして30分ほど時間をおく事でどうしても部分的に薄い染まりが気になる方な対応出来るのではないかと考えています。

後、どうしても生えてる髪の量が少なかったりきわの部分、もみあげなども他の部分と比べると薄染まりになりやすいのでそう言った場所には、30分くらい時間が経過した辺りで更にヘナインディゴを重ねる「追いヘナ」も状況に応じて10g以内の少ない量ならサービスで、それ以降は➕1100円〜でやって行こうと思います。

このブログを見てそういえば最近染まりが…など気になっていた方は遠慮なく言ってください!なるべくそれぞれの状況に合わせて出来る限り対応します!

ではでは今後ともアライフのヘナ染めを楽しんでください💚

 

セルフヘナ成功の5つのポイント🌿

アライフのブログをご覧頂きありがとうございます♪

ヘナに特化したサロンとして10年以上毎日ヘナ染めを提供している私が考えるセルフ(自宅)ヘナの成功の秘訣を今回は書いていきたいと思います。

まず普通、ヘアサロンがサロンメニューで行っているものをご自分でどうぞって言うのはなかなか無いですよね(笑)もちろん前髪カットくらいはポイントを教えてくれる美容師さんはそれなりにいるとは思いますが…

そんなヘナ特化サロンで売り上げの主軸であるヘナ染めのセルフ(自宅)ヘナを推奨するのか??

理由はいくつかあります。先ずは全く髪のダメージの心配がない事!普通の白髪染や明るいカラーはやればやるほどダメージが蓄積しますし、炎症やアレルギーなどの肌トラブルもヘナ染めは圧倒的に少ない事。インディゴの配合率が高くなると色ムラは多少出ますがそれも少ないし、自然な染まり具合なので伸びた時にプリン状態にもなり難いです。とにかく他の白髪染と比べ総合的に安全だと言うのが理由の一つです。後、何より髪は本当にキレイにダメージ無く健康的になります。

セルフヘナの動画です🎥

https://youtu.be/LKiTFHUREjg

前置きはこのくらいにして、成功のポイントを解説していきます♪

①良質なヘナ(オススメ1位はオーガニック琉球ヘナシリーズ)を選びましょう♪染まりが良いことはもちろん、滑らかなペーストになり塗布がし易く肌にしっかりと密着します。

②良い道具を選びましょう♪まずは塗布する道具「ヘナスクーパ」と言うアライフオリジナルヘナ専用のヘラになります。付属のスティックで髪を掻き分けながらスクーパでヘナをたっぷり掬い手塗り感覚で塗布する事で塗りムラ少なくしっかり塗布出来ます。そして大きめなボールとマドラーも必須…しっかり混ぜる事も重要。

③丁寧かつ素早く塗りましょう♪ヘナのペーストは時間が経つとどんどん乾いていきます、染色具合にも影響出ますし、パサつき始めるとより塗りムラが出たりより塗布が難しくなります。出来ればご家族の方がいるなら後ろとかを一緒に塗ってもらうと良いと思います。夫婦でお互い塗りッコなんて素敵です♪

④長めに時間を置きましょう♪アライフでもそうですがきっとほとんどのサロンはヘナの放置時間を〜60分以内に設定していると思いますが、ヘナの持つ染色力を100%引き出すには出来れば倍の2〜3時間放置が出来るとベスト。

⑤ラップ等でしっかり密閉、水分を保持した状態で時間を置きましょう!塗布してラップ後に軽く揉み込んだり圧迫する事で根本にヘナがしっかり乗り染まりムラを防げます。最初のペースト作りの時の水分も大切、多過ぎず少な過ぎず…この加減は使うヘナ粉によっても変わるので説明難しいですが。。。

先ずはこの5つのポイントを意識してセルフヘナにトライしてみて下さい。もちろん手が器用な人は何となく初めてでも出来たりしますし、何回かトライしないと難しい方もいらっしゃると思いますが特にインディゴ(藍)の混ざってないオレンジ色のヘナ単品染めは塗りムラ以外のトラブルにはなり難いので是非怖がらすチャレンジしてみて下さい!

逆にインディゴ(藍)ミックスや単品染めは染まり自体のコントロールも難しいですし、色ムラも出やすい…インディゴ(藍)は何度も重なると毛先に向かってどんどん黒く濁った色になっていき、根本の色とのギャップが出でしまいます。なので2度染めは出来ればサロンでやってください。そしてインディゴ(藍)ミックスはリタッチ(根本のみ)を基本として既に濃く染まっているところには新しいヘナインディゴが付かない様に意識しましょう。

よくヘナは染めれば染めるほど髪に良い❗️みたいな事を耳にしますが例えオレンジヘナのみで染める方と中間〜毛先の色が充分染まっているなら毛先は塗らない方が良いと思います。特にパーマも時々やりたい人はNGです。繰り返しのヘナは一定量超えると毛先がツンツンしたり、髪が硬化してパーマのかからない毛になってしまいますよ!

僕の一番の思いは、ヘナを体験し良さも充分わかっても時間やコストの問題などでまた普通の白髪染めに戻ってしまうのがとても勿体無い。全体をしっかりキレイに染めるのにはサロンヘナを利用してもらい、時間がない時は塗るだけ「お帰りヘナ」と言うメニューもあります。ちょっと顔周りなどの白髪が気になった時はセルフヘナで…そんな感じで上手く続けられれば良いんではないでしょうか?

この様にヘナのメリットデメリットを把握して是非、これからも快適なヘナライフを送って下さいね。

パーマがかかり難いヘナ毛への最強テクニック‼︎

ヘナ染めしているとパーマがかからないって本当ですか??

はい、ほとんどの方がヘナをしていない頃よりかかり難くなります。

理由① 髪に普段ヘナだけを続けている髪はほぼダメージしていないから(日頃、ドライヤーやアイロンなどの物理的なダメージは少々あるとは思います)

理由② ヘナの色素成分のローソンやタンニンなどの異物が髪の毛の中や周りにくっついて髪の強度が上がるから(髪がより酸性に傾き同時に収斂して硬さも出てくる)

理由③ ヘナの頻度が多かったり(2週間毎〜)毛先まで毎回塗ってしかも置く時間が長すぎたり…(セルフホームヘナの方が特にやりがち)

髪や頭皮に良いとされるヘナ染めですが適度な回数をした髪はハリコシや艶が出て人によっては癖毛も穏やかになる人もいますし、本当に良いものですが極端に頻度を高く染め過ぎると髪が硬くなりハリガネみたいにアイロン等でスタイリングしても直ぐ取れてしまったりツンツンした毛先になってしまい髪本来のしなやかさとは程遠い質感になる事も…

なのでパーマスタイルが好きな方はその辺りも考えてヘナ染めを楽しんでください!

今回はヘナ毛にパーマの2つの施術例をご紹介します。

1人目は元々の髪が細くサラサラでパーマがかかり難い上に定期的(2〜3ヶ月毎)にヘナ染め(一度染め)をされてる方

元々細く髪が弱いので薬剤は控えめで物理的な力(ロッドに巻きつける、熱を加える)をメインにかけていきます。仕上がりでのカールの大きさよりかなり細めのロッドに弱めの薬を付けながらしっかりテンションを加えて巻きます。(物理的に力…細いロッドに強く巻きつける)放置時間も長めに設定(15分〜)次にカールチェックでイメージより小さくカールが出ていたらロッドをつけたまましっかりと水洗して余計な薬を流します。そしてまたカールチェックしながら少しだけ太いデジタルパーマ用のロッドに同じくテンションをある程度かけて巻いていきます。その後熱入れ(70〜90°)10〜15分。しっかりロッドを冷まして最後の2液でしっかりとW酸化処理をします。

この辺りはお客様は覚える必要は無いです(笑)薬を抑えめにしながらも二度も細めなロッドに巻き、更に熱の力を髪に伝える事でダメージを最小限にかかり難いヘナ毛にもしっかり持ちの良いパーマスタイルが可能になります!

次はショート系パーマです。

この方はお友達の美容師さん💇‍♀️なのでヘナはほぼセルフヘナでしかもヘナ染め頻度がやばいです(笑)顔周りなど気になるところは2週間毎に染めるそうです♪しかもその時その時で色んなヘナを試したりしてます💦ですので正直、1番難易度が高いタイプ!!何度か彼女の髪にパーマをかけていますがバックのつむじ下から耳の高さくらいまでは逆に癖もありとても難しいパーマになります。

ビフォーアフターです笑笑

こちらは薬をかかり易い部分(癖毛の部分)とかかり難い部分(顔周りやトップ)とかなり差のある強さのものを使ってロッドも先程と同じくテンションをしっかりかけて顔周りほど細めのものを使います。巻き上がりに再度付ける薬もパワーアップさせています(ダメージよりもかかり難さを優先させてます)後のプロセスは先程のミディアムロングの方とほぼ同じ工程になります。

ショートなのでハンドドライで馴染む程度のかかり具合を目指しました。彼女の場合は本当にかかり難く、取れ易いので数日でもう少し馴染むと思います。

彼女曰く…パーマだけはアライフで!と言っていただけました♪笑

ダメージ毛(ハイトーンカラーや縮毛矯正毛など)にかけるパーマもとても難しいですが…こちらはかかり過ぎたり、痛み過ぎてカールウェーブがきれいに出なかったりする難しさ。

一方ヘナ染め毛は…単純にかかり難い、取れ易い、セルフヘナの人などは顔周りが特にかかり難くパーマのかかりにムラが出やすいなど。

まぁ、どちらにしても美容師のパーマスキルがかなり高く無いと難しいです。

どこのサロンでもパーマをちゃんとかけてくれる(出来る)訳では無いのでしっかりリサーチしてサロンを選んでくださいね!

#ヘナ染め #ヘナ毛にパーマ #イヤラップ

2度染めヘナ(Wヘナ)のプロセス紹介

Wヘナ(ヘナ、インディゴの2回染め)

ヘナで1番しっかりと白髪に染まる(あくまでもヘナ染の中で1番染まると言う事です…普通の白髪染め程には染まりません)2度染めヘナ(Wヘナ)のプロセスを写真付きの時系列でご紹介します🌿

このお客様は月に1度のペースでWヘナをされています(この周期が理想的です)

根本を見てください、前回染めた部分は少し褪色して薄くなっています。この様にヘナ(インディゴ)も特に1回目は2度染めでも時間と共に抜けて薄くなります。特に2回目のインディゴは何度か重ねないとまぁまぁ抜けます。ヘナの方が褪色は少ないと考えてください。かと言ってインディゴを先に塗って後でヘナ…っていう染め方は何故か染まりも悪いしけっこう赤みが出てしまいます(ヘナとインディゴはそもそもの発色のメカニズムが全然違うんです…)今回は割愛しますが同じ自然染料ですが全くの別の植物🪴たまたま髪を染める事がで来て合わせて使うとオレンジとグリーンで補色し合う関係でブラウン系に染められるので使っているのが現状です。

1度目のヘナ(琉球ヘナ9:1インディゴ)でたっぷり塗っていき60分ラップでしっかり覆って時間を置きます。

耳は色が付かない様にウチの新商品「イヤラップ」で保護します。インディゴよりヘナの方が肌に付いた時若干落ちにくいです。ただ、最初のヘナで少し生え際がオレンジぽくても不思議な事にそこにインディゴを重ねて染めると髪は茶系に染まっていくのに肌はほぼわからないくらいに最初のオレンジ色が相殺されて消えるので大丈夫です♪

一度流してしっかりとオレンジ色に染まったところでインディゴ(インディゴ2:1琉球藍)を同じくたっぷり塗布。

インディゴは途中で水スプレーとスチームを使い水分を与え空気に触れさせて「酸化」を促します。(インディゴは酸化して徐々に発色が進みます)インディゴの完全発色は3〜4日かかります。

ちょっと緑っぽく見えますがこのくらい染まっていれば3〜4日後はしっかり白髪がカバーされたナチュラルブラウンになると思います。

このお客様はデジタルパーマも4〜5ヶ月に一回のペースでかけていますがヘナは何度か重ねるとパーマなどで褪色する事もないですし、パーマ自体はかかり難くなりますがその分、ヘナでハリコシの出た髪にパーマをしっかりかけるとふんわり綺麗なウェーブスタイルが可能になります。とても若々しい後ろ姿になってますね!

パーマ以上にヘナと縮毛矯正は相性抜群❣️ヘナの効果でダメージをほぼ感じず艶とハリコシがあり更に自然な丸みのあるストレートヘア近づける事が可能に!

今回の施術のポイントは…

濃いめのブラウンにしたい場合は1度目のヘナはオーガニック琉球ヘナ一択です(インドヘナや他の沖縄ヘナではここまでの深みのあるオレンジ色にはたぶんなりません)そして10%〜20%最初からインディゴを加えて2度目のインディゴは琉球藍とのミックスで染める(何故か色の染まりが安定する)場合によっては琉球ヘナを10%未満加える(コレも色の安定の為)

本当はもう少し長く放置時間を取れれば更に発色は上がると思うのですが…サロン運営上アライフではヘナインディゴ共に1時間をMAXの放置時間として施術しています(更に時間を長く置きたい方には「お帰りヘナ」をお勧めしています。

サロンで塗って最低2時間(通常の倍の時間)置いて自宅で流してもらうと更にしっかりと染まる可能性も!

ヘナは染まらない…確かに普通のヘアカラー(白髪染め)の様に明るさも濃さもある程度コントロール出来るモノとはだいぶ違います。1度染めでもヘナ単独(オレンジ色)なら色が鮮やかなこともありある程度1度でも染まってる感じには出来ると思いますがインディゴMIXの場合、染まり難い人は特に最初は白髪がボケる程度で満足出来ないレベルかも知れません。特に普通の白髪染めからの移行の場合は同じ様な染まり具合を求めるならこの2度染めヘナ(Wヘナ)を体験してみてください。。