2023年7月 26日
この夏はほんと暑すぎますね。。皆さま熱中症など体調には充分お気をつけください!
1つ目のお知らせは…アライフを立ち上げとほぼ同時くらいからヘナインディゴ染めを大きな柱の一つとして15年程になりました

初めはもちろんインド産のヘナインディゴのみ(まだ国産はほぼ無かった)を使ってきましたが7、8年ほど前に現在メインに使っているオーガニック琉球ヘナ、琉球藍を更に5年前より四国の蓼藍を加えて仕入れ値にかなりの開きがあり、それぞれで使ったりブレントしたりしてメニュー展開してきました。
色味や色の濃さの違いがあったり、あくまでも天然染料なので染まり具合の安定性がちょっと悪かったりして、その都度ブレンド具合を調整したりと相変わらず一筋縄では行かないじゃじゃ馬なヘナインディゴを色々と試行錯誤しながら提供しています。

ヘナのメリットはなんと言っても髪には全くダメージは与えず、頭皮トラブルもインディゴは時折り痒みなどのアレルギー反応が出てしまう方も稀にいらっしゃいますが現在存在する髪を染めるモノの中では1番安心安全なのがヘナインディゴ染めだと思っています。
白髪の増え始めた40代以降の加齢毛はカラーをヘナインディゴでする事により髪にハリコシを与えてくれるのでパーマや縮毛矯正をしてもダメージを最小限に抑え若々しいヘアスタイルを作ることが可能になります!

しかしながらデメリットもそれなりにあって…人によっての染まり具合の差が大きかったり、ムラになりやすかったり、一度染まると薄くても色を抜く事がほぼ出来なくなったり…色味もヘナのみのオレンジ、インディゴの薄めのブルーグレー、ミックスすると薄めのオレンジブラウンからマットブラウン…なるべく濃く白髪を染めるには2度染めが必要になり時間も普通のカラーの倍以上かかってしまいます。
そんなデメリットも多いヘナインディゴ(藍)ですが唯一天然染料のみで白髪を染められるのもこのヘナインディゴなのでその良さに気付いた方々には無くてはならないモノでもあります。
僕自身もこの15年少しづつ増えた白髪はヘナインディゴ(藍)染めで染め続けています(最近は国産藍のみで染めてるので全体的には黒っぽくなってます。
そして自分には国産ヘナ藍のみで染めてるのですが…サロンでお客様には料金的な問題でインド産ヘナインディゴを使われている方もまだ半数以上います。
今使っているオーガニック琉球ヘナはインドヘナに比べ仕入れ価格で2倍。インディゴ(琉球藍、蓼藍)に至っては更に高く3倍強も高く提供するメニューの料金設定もかなり差が出てしまっているのが現状でなかなか国産ヘナと藍だけでメニュー展開が難しのが正直なところでした。
ただ、ここ数年は沖縄地方でヘナはもちろんインド藍の生産も増え、徐々に色味や供給量も安定してきました。そこで今、色んな国内栽培のヘナインディゴをテスト中でこの秋以降はアライフサロン内で提供するヘナインディゴ(藍)染めは全て国内栽培、国内製造のモノだけで行おうかと考えてます。

ヘナに関しては問題なく国内産だけで問題無くいけると考えていますがそれに比べ、インディゴ(藍)はまだ若干の不安要素(色の安定性と供給量)があるのでしばらくはインド産インディゴもサブで用意しながらやって行こうと思います。
その為、今まではインド産ヘナインディゴの料金、国産ブレンド、国産(琉球ヘナ藍、蓼藍)の料金で金額の幅もかなり大きくなってしまっていたところをもう少しシンプルにし、髪の長さによる料金分けでは無く使用量での料金設定に変えていきます。
なので今まで国産ヘナ藍のみで染めていた方はたぶん料金に変化はありませんがインドヘナインディゴベースで染めていた方の料金は少し(500〜1500円)ほどどうしても料金UPになってしまいます、申し訳ありません。
しかし、全てを国産にする事でよりしっかり(濃いめ)に染まりやすくなる事と何よりより衛生面とそれによる安心を担保出来るのが何よりのメリットと考えます。
全国のヘナを扱う美容室で国産ヘナインディゴ(藍)のみを提供するところはたぶん1%もありません!
その希少価値もアライフの売りと思って頂ければ嬉しいです♪
正式な開始時期がわかった時点で来店の際、口頭でまたブログやホームページ内のインフォメーションでお伝えします。
2つ目は何度かこれもブログやSNS等で途中経過をお伝えしていたアライフオリジナル商品の第2弾「イヤラップ(ear wrap )」の発売が近くなってきました!

ほんと時間かかり過ぎて途中心が折れそうでした(笑)
シリコンゴム製である程度の耳のサイズに対しての調整機能も付いているのでカラーだけでなくパーマや縮毛矯正、アイロンやデジタルパーマの熱からも耳を保護出来ます。ビニール耳キャップに不満がある方は是非、試していただきたいです!

こちらもまだ予定としての発表ですが9月上旬にサロン内とアライフネットショップで販売開始してそのタイミングから他の代理店を募集してそちらでも随時販売していきたいと思います。
美容系ディーラーさん、ネットショップの方、サロンやグループサロンで仕入れを考えて頂ける方は是非ご連絡くださればサンプルをお渡ししたり、仕入れに関する詳細をお知らせしますのでご連絡頂ければと思います。
こちらからも商談に伺わせていただきます!
以上長くなってしまいましたが2つの重要なご連絡をさせて頂きました。
今後ともアライフをよろしくお願いします。
青木
2023年6月 20日
アライフ完全オリジナル第二弾‼️
その名もイヤラップ!

構想から3年半💦めっちゃクチャ時間かかりましたがようやく販売開始の目処が立ちました。8月中にはアライフのネットショップと一部の個人ディーラーさん等で販売開始出来そうです♪ 色は5色(濃紺、焦茶、ピンク、ライトブルー、ホワイトベージュ)でサイズ調整機能を持たせているので女性の標準の大きさの耳から男性の大きめな耳までをカバー出来ますが女性の小さな耳や男性の大きすぎ(厚すぎ)や特殊な形状の耳は付かなかったり、外れ易かったりします。(一応、売れ行きや皆さんの反応を見て小さめプチサイズを作る方向で考えています)
用途はカラーリング、パーマ、縮毛矯正などの薬剤塗布時はもちろん、デジタルパーマやアイロン操作の時にもお使い頂けます。

こちらは色やゴムの硬度のテスト第一弾
こちらの明るめの色や予定しているベージュ系のモノは濃い色のカラー(特に白髪染め)の時に使うと一度でも少し色が染み込んで少しづつくすんでいきますのでハイトーンカラーやブリーチ、パーマ等にオススメです。ダーク系カラーの時は濃紺やこげ茶をチョイスしてください。
価格は1組(左右)頑張っても😓2000円〜2200円くらいになりそうです💦全て国内生産なのと最近の原材料高騰、金型が複雑な為に一度の生産量が少ないのが高めの料金設定になってしまう要因です。
今までも同じくシリコンゴム製やプラスチック製の耳カバーはありましたが…正直どれも使い続けたいようなレベルにはほど遠く、たぶん皆さんもビニール製の耳キャップをそれくらいしか無かったから使っていたのではないでしょうか?
ただ商品は自信を持ってオススメ出来るモノになったと思うので是非一度は手に取りお使い頂けると嬉しいです♪
発売日が確定したらまたお知らせ致します。
2023年5月 17日
いつもご来店ありがとうございます🌿このつたないブログも閲覧頂き恐縮です。
またまた3ヶ月ぶりのブログになってしまいました💦最低月2回は書こうと思ってはいるのですが…
先ずはタイトルにもあるサロンでヘナ染めされて色味や染まり具合がイマイチの場合のお直しについて、今まで明確な基準を提示していなかったのでここでお伝えしておこうと思います。
明らかにこちら側の塗りムラや配合ミスなどがあった場合は再度ご来店からお仕上げまで完全無料でさせて頂きます。しかしこの天然100%染料であるヘナインディゴ染めは化学染料とは違い毎回ほぼ完璧で同じ染まり方をする訳ではありません。その方の身体や髪の毛のコンディションだったり、仕入れの時期や季節により多少の誤差が出るのが当たり前のモノだと思って頂きたいと思います。特に女性はホルモンバランス等が乱れやすい傾向にあるのでそういった事も少なからず影響する様です。ですのでしっかり塗布が出来ていて時間もいつも通り置いていてもしっかり濃く染まったり薄く染まったり…染まりにバラつきが出る場合があります。こちらに明らかな作業ミスがない場合のお直しに関しては材料費代に関してはお客様の方でご負担をお願いしたいと思います。ちなみに料金的には使うヘナインディゴがインド産なのか全て国産で藍まで使うのか…で差が出てしまうので事前にお知らせいたしますが1100円〜6600円の幅で料金を頂きたいと思います。
ご理解の程、よろしくお願いします。
次に最近気温も上がり汗かきの人だともう滴る程に頭に汗をかく人もいるのではないでしょうか?そうした方がインディゴ(藍)メインでお帰りヘナをするとしばらくしてもみ上げや襟足あたりからヘナから分離してしまった水分が垂れてきて色の薄い洋服などを汚してしまったり、顔にも垂れてきたりする可能性があります。
アライフのお帰りヘナはその辺り充分に注意をしてコットンを厚めに貼り、ターバンも付けてお帰ししてますがそれでも家に帰ってしばらくしたら垂れてきたとの報告もたまにもらう事があります。
要因としてはまず、インディゴ…特にインド産で豆科のインディゴは一度ペーストを作っても徐々にペーストと水分が分離しやすいのでインディゴメインのミックスやWヘナ(2度染め)のインディゴのみの施術した時はかなり注意が必要です。ご自宅に戻られてからは僕らはもちろん管理出来ないのでご自身で更に黒系のタオルターバンをプラスでするなど対策をお願いします。逆にヘナ100%やヘナ多めのインディゴミックスはあまりその辺りは心配しなくても大丈夫なケースが多いと思います。
ヘナのポテンシャルを最大限に引き出すメニューとしてお帰りヘナはとても有効なのですがこういったデメリットもあるのでそうした事も理解した上でサロンヘナとお帰りヘナどちらが合うか考えて頂けれはと思います!
アライフではシングルヘナ、Wヘナ、お帰りヘナ、そしてセルフヘナのアドバイスもしております。その人それぞれに合ったヘナカラーをご提案させて頂きます🌱
2023年5月 17日
令和5年度の夏季休暇を今年は8/7(月)〜8/11(金)の祝日までの5日間頂きます。お盆前でご迷惑おかけする方もいると思いますがご理解の程、よろしくお願いします。
2023年2月 25日
最近はコンスタントに月に数名のヘナ染めご新規さまがアライフを訪ねて頂けてとても嬉しいです🌿
今回のブログはそんなご新規さん達のアライフを選んだ理由と僕へのよくある質問をQ&A方式で書いていきます。
先ずは…
Q1. アライフを選んだ理由は?
A. ①国産のヘナに興味があったから。
②とてもヘナに詳しそうだから。
③「お帰りヘナ」をしてみたかった。
①…現在、国産(主に沖縄産)ヘナも15.6年ほど前から商品化が始まり既に10社以上、OEM製品を含めると20ブランド以上が世に出回っていると思われます。アライフではその中でも(かなりのメーカーを試した中で)最高品質のレイ企画オーガニック琉球ヘナ、琉球藍とVIZMのタデアイ(琉球藍とタデアイは今のところ一社づつしか商品化されていません)
を使っています。
アライフで使っている国産ヘナ、藍はとても衛生的で丁寧に作られていますが…国産ヘナだからといって全てのヘナが高品質とは限りません。染色力などは国産の方がばらつきが大きいとも言えます。
②…ヘナは30年前からサロンでお客様に使ってました。ただ、独立する15年前くらい迄は正直、天然ヘナもケミカルヘナも気にせずお客さんの求めるがままに普通のカラーの様に提供しちゃってました(笑)
独立後、自身も白髪が出始めだ頃…たまたまヘナメーカーの社長にお話を聞く機会があり現在の余計なモノを極力排除したインド産天然ヘナ、インディゴのみでヘナ染めのメニュー展開を始めました。
それと同時にヘナについて本格的に勉強を始め、かなりの量のブランドヘナを買い漁って染まり具合など調べたり、インドのヘナ畑や市場、工場などにも見学に行き…更に沖縄にも国産ヘナの視察も。
最近は国産ヘナ、インディゴの製品もどんどん増えていて市場は大きくなってきています。出来るだけ定期的に色んなヘナを入手してチェックを続けています。
とても品質の良いヘナも増えつつもまだまだ粗悪な商品も多くあるのも実情です。
日々、多くの方にヘナ染めの施術をしていますし勉強や研究も怠らず続けています!
③…「塗るだけお帰りヘナ」このメニューは以前はやっていませんでした。かなり前から地方のヘナサロンではポピュラーなメニューで車での移動だとヘナを塗ってラップなどを巻いた状態でも他人に見られることなく自宅に戻れ時短にもなり、何より低価格なのが人気メニューになった要因なのでしょう。ただ、都心部ではほとんどの方が電車を乗り継いでそれなりに時間をかけてご来店される方が多いのでメインメニューにはなり難いと思っていましたが…いざ始めてみると意外と塗って帰るお客様も増えて来てビックリです♪(笑)
お帰りヘナの最大の利点はしっかり染まる!!ヘナを染料を余す事なく髪に染めるには長めの放置時間(2〜3時間)必要でアライフもそうですがほとんどのサロンでは一度の放置時間は1時間が最大だと思います。その為、長く置いたヘナの染まりにサロンでの1時間以内の放置では若干薄く染まる傾向にあります。
だからといって全てご自身で塗っても塗りムラなど出たり、時間を置いたのに染まりが悪いなんて事が起きてしまいがち…そこでプロがしっかり塗ってご自宅てゆっくり放置する「塗るだけお帰りヘナ」が意外とヘナ染めのファイナルアンサー(笑)なのかもしれません。。
是非、一度は体験してみて下さい!
アライフのヘナ染めは国内外のヘナ、インディゴ(藍)3種づつを使い、1度染め、ヘナ染めの後、インディゴ染めをする白髪をしっかり染める為の2度染め、お帰りヘナと…異なるメニュー、料金プランがあります。もちろんご来店してからご相談もいたしますが事前にメールやホームページからのお問い合わせなどを利用してご質問頂いても構いません。
初めてでヘナ染めが気になったり、本物のヘナ染めを探されている方などでこのブログをご覧になられたなら是非1度、アライフのヘナ染めを体験してみて下さい🌿