港区麻布十番でヘナインディゴ染が得意なヘアサロンアライフの青木です!(パーマも得意です笑)

ここ最近、毎月10人近くヘナ染で初めてご来店される方がいてとても嬉しい限りです!その中3〜4割の方は初めてヘナをされるか過去に数回程度の経験があるかのヘナ初心者な方がいらっしゃいます。

ヘナを希望される理由は…傷むヘアカラーを辞めたい、アレルギーが心配、健康志向の方で白髪が出始めて気になってきたなどなど。。髪に良さそう、傷まなそう、自然なものだから、友達が勧める…色々な期待と不安を持っていらっしゃいます。

今回はそんなヘナ初心者の方になるべく簡潔にヘナインディゴ染の特徴、メリットデメリットをお伝えしたいと思います。初心者によく聞かれる質問を元に説明していきますね!

ヘナで染めるとどんな色になる?

アライフで取り扱うヘナ、インディゴ(藍)は全て天然100%になります。ヘナはインド産、モロッコ産、沖縄産、インディゴ(藍)はインド産ナンバンアイ、四国の蓼藍、沖縄の琉球藍、各3種計6種類です。インディゴ(藍)に関しては全て別種属です。藍は他にもまだあるそうです。それぞれ色にも特徴があり多少の違いがあります。前置きが長くなりました^^;

先ずはヘナの色はオレンジ色です。ですので白髪やダメージで明るくなったところにはこのオレンジ色が入ります。黒髪はほとんど変わりません!繰り返し染めていくと徐々に赤みと深みが増して濃くなっていきます。とにかくヘナだけで染めた場合はオレンジ色です!

ヘナは白髪にはオレンジ色に…1番濃いのが琉球ヘナで左がインド産、真ん中がネットで買った安いヘナです。何を使うかもとても大事になります。

インディゴだけで染めると…最初は薄いブルー〜グレーに少しグリーンがかる場合もあります。繰り返し染めると黒に近づいていきます。ただしヘナと比べると一度での染色力は弱い(薄い)印象です。

インディゴの染まりの違い

左上から時計回りで時間を置いて流した直後、1時間後、1日後、2日後の種類の違うインディゴ(藍)の白髪への染まり上がり。

ですのでブラウン系の自然な髪色にするにはヘナとインディゴをミックスするか、ヘナで染めた後直ぐにインディゴで染める二度染めで染めていきます。ヘナを多めに配合するとオレンジ系ブラウン、インディゴを多めにするとマットブラウンになり濃い目に染めるには二度染めで対応します。

ヘナでオレンジに染めた直後にインディゴで重ね染めをすることで白髪が自然なブラウン色に。。

注意点としては普通のヘアカラーの様に細かく色を選べないということ!天然色素の為、人それぞれの髪の違いによって染まりの良し悪しもありますし、白髪の量や生え方(密集してるところ)などによっても色の入りに差が出たりもしてしまいます。とにかく完璧は求めない事が成功のポイント笑 特にインディゴ単品、インディゴミックスは薄くなりがちでムラにもなりやすいので。自然の物なのでこんなもの…くらいに考えてもらうとちょうどいいです。

ヘナの色持ちはどのくらい?

最初の数回は時間と共に色が薄くなっていく感じがあると思いますが重ねて染めていく程になかなか抜け難くなっていきます。逆を言うとカラーチェンジが難しくなると言う事にもなります。重なったヘナの赤みはブリーチでも抜けないです!インディゴも同様です。色んな色を楽しみたいという方にはヘナは向いてないと思います。

ヘナは髪を痛めないと聞いたんですが…

はい、化学染料であるヘアカラーのように髪を傷める事はありません!ここでは割愛しますがヘナの特性上の効果でダメージでスカスカな髪をしっかりさせたりキューティクルを引き締めたり艶も戻ったり…使い続けるとダメージ毛が良い方向に向かうのは間違いないです。ただ髪を治せる訳では無いですあくまで良い状態を保てるという程度です。稀に起こる頭皮への刺激、違和感、アレルギー反応の可能性も僅かながらありますが頭皮環境も整える効果も期待出来ます!瞬時につるツルツルサラサラにする事は出来ません(笑)そうしたいのならサロントリートメントをお勧めします。ヘナはあくまで自然な草なので。。。

ヘナをするとパーマがかからない?

こちらはヘナ歴が浅い方、頻度が少ない方はさほど問題ないかと考えます。縮毛矯正はほぼ問題なく出来ますというより僕個人的な見解ではエイジング毛へのヘナと縮毛矯正の組み合わせは逆に良いとさえ思っています。他のカラーをするならエイジング毛にはヘナ染めをお勧めしています!髪の毛の強度を保ちやすく自然さも出しやすいです。しかし、ミディアムやロングヘアにパーマをかける場合、ヘナがしっかりと定着した髪は曲がり難くなっているケースが多々あり難易度がかなり高くなっています。ご自分で気になる顔まわりをしょっちゅう染めている方などは顔まわりだけパーマがかからないなど安定した仕上がりが望めないケースもあります。定期的にパーマもかけたい方はよく担当美容師と相談してみてください。

ヘナってとにかく良いんでしょ?(笑)

はい!先ずは僕個人的にはとても良いと思っていますし自分自身も白髪はまだ少ないですが10年近くインディゴベースで1〜2ヶ月に一回のペースで染めています。時々かけるパーマで多少ダメージするのでヘナだと安心して染めれます。そう、ヘナ染の一番良いところは安心感ですね。そこを求める方には間違いなく合うと思います。染まりは程々でと思える方には最強ですね(笑)ハマったらやめられません

ヘナ染のデメリットとは?

まとめると…初めての方は特に感じるかも知れませんが、色の染まり具合、色味や明るさをあまり思い通りにはコントロール出来ない❗️これにつきます。それ以外のデメリットは大した問題ではないです。

ココを理解したうえでやられるならきっとヘナ染を好きになるでしょう!

最後に。。

何度かヘナ染めして気に入った方は…是非一度は自分で染めるセルフヘナを試して欲しいですね。アライフでもそうですが実はヘナ染はある程度長く時間を置いた方が多少染まりも良くなります。元々染まり難い髪の方は特にそうで約1時間の放置時間では100%の染色力を使いきれてないのです。もちろんヘナペーストの作り方や塗り方などもとても大事なので放置時間が全てではないですが…アライフオリジナルのヘナ塗布専用のヘナスクーパというものがあるのでそれを使いお家で塗布してゆっくりと時間(2〜3時間)ほど放置してから流してください!ちゃんと塗れていれば染まりも良いはずです。白髪染め目的の方はサロンで染めた次の来店までの繋ぎとりて、髪のコンディションが目的の方はセルフヘナをメインとして数ヶ月おきにサロンでしっかりと染めるというのもありですね。いつまでも健康的な髪や頭皮環境を守る為にも是非ヘナ染めを無理なく続けてもらいたいです!

これがヘナスクーパ…特許も取得したアライフオリジナル商品…ホームセルフヘナが格段に早く塗りやすくなります。