ヘアサロンでヘナ染めするという事🌿後編
前編からだいぶ間が空いてしまいました😅すみません💦
前編を読んでヘナ染めをサロンに導入しようとか、サロンの主力メニューにして行こうと思ってくれた皆さんは是非、引き続き後編も最後まで読んで頂きたいです(笑)
ヘナインディゴ染めはただメニュー表に載せても既存のお客さんですら他のカラーメニューからヘナに移行はしないと思います。
何故なら施術する側の美容師がしっかりとヘナのメリット、特にデメリットを把握していないとお客さんが施術後に納得してもらう事が難しいと考えるからです🌿
それと既にセルフヘナを経験されている方などは髪や頭皮トラブルが理由でけっこう色々とヘナについて調べて使っていたりします。
(かなり偏った知識の人も多いですが…💦)
そういった方に浅い知識の説明とちゃんと納得いく仕上がりを提供出来なければ割高なサロンヘナを続けてくれる事はないでしょう。
ですのでモノは簡単に仕入れは出来ますが、しっかりと勉強と当然ですが毛束などでのテストやモデル施術なども積んでからメニュー化するようにしてください。
今回はヘナのメニュー化を成功させるポイントをお伝えします🌿
1.同じインド産ヘナでも何社か調べて取り寄せて必ずテストして比べてみる。
日本で流通しているヘナの約9割以上はインド産です。理由はいくつかありますが1つはインドではヘナ産業に国が関わっているくらい大きな市場なんです。特に品質が良いとされる地域は市場を国が管理しています。なので比較的安定的に供給されます。逆を言えば独自に農場と契約とか他国の企業が栽培から勝手に作る事などはほぼ出来ません。
しかし、市場で仕入れた以降の精製工程などは現地の販売会社によってはある程度要望を取り入れて製品化してくれるようです。
しっかり設備の整った工場を持つ会社は人気があるので日本で売られている違うブランドヘナも出どころは何社も同じといく事はよくある話です(笑)良さそうだなと思ったヘナがあったら製造元まで調べると良いと思います。インドにおけるヘナはアーユルヴェーダとも関係性があるので製品の中に『色には関与しないハーブ』もミックスされているのも多くありますが出来ればヘナ100%のモノを選ぶと良い思います。インディゴも然り。
2.国産(ほぼ沖縄産)ヘナも試してみましょう
近年はメーカーもだんだんと増えて衛生的で良質なモノも増えつつあります。
昔は気温が高く一定でないと良いヘナは育たない…と言われていましたが…
ヘナは元々インドや中東、北アフリカなど1年中気温が高く比較的乾燥している土地に自然に自生していた植物🌿なので梅雨などもあり四季もあるの日本では難しいと思われていました。しかし沖縄辺りなら雨季を除く春から秋にかけてしっかりと土壌を作り手をかければ本場以上の色素量を含む良質なヘナを栽培できるようになってきたようです。やはり日本人のより良いモノを作ろうとする姿勢にはほんと感服しますね。
ただし、まだまだメーカーやブランドによってのクオリティの差は小さくないように思います。
ですので導入に至ってはなるべく多くの国内外の製品を取り寄せチェックやテストをする事をお勧めします。
3.ヘナは白髪も染まるカラーのひとつでもあり、髪の強度を上げる補修トリートメント⁈でもあり、頭皮環境の改善やリラックス効果も多少は期待出来ます。
とは言え、ヘナはヘナとしてカテゴライズして他のカラーめにとは別に考え、取り組みメニュー化するべきだと思います。ヘナ染めはヘナとインディゴ(藍)ほぼこの2つのアイテムだけで(ターメリック、色のないアワルも一応ありますが)色を作っていくので簡単って言えば簡単だし、色んな人に合わせていくのは逆に難しいと思います。自然染料はなかなかコントロールが大変です。だからこそ、楽しくもあります🌿
ですのでしっかり、検証等をたくさんやってからサロンに落とし込むようにしてください。
4.当たり前ですけど…白髪がらある無し関係なく自分の髪で体験してくださいね、出来れば継続的に…自分で体感して良さを実感し、好きになれた方が発っする言葉にも説得力を持つと思います。
ではでは早速、幾つかの取り寄せで試してみましょう🌿
そこで出た疑問などあれば遠慮なく相談してきてください!
最後まで読んで頂きありがとうございます♪