今秋よりサロン向けのヘナ講習を始めようと思います‼️

きっかけは…沖縄で豪雨の中、琉球ヘナの収穫をしたこのメンバー(笑)特に真ん中の人。。

2年ほど前に新美容出版主催のヘナのセミナーで講師を務めた時に受講してもらってから仲良くなり今や定期的に3人で肉会なる情報交換会をしてるグループLINEで相談したら先走ってブログを書かれてしまったので…(笑)やるしか無くなりました(笑)

ここ数年、パーマ系のセミナーや撮影も継続しつつ、ヘナについてもインドや沖縄への現地視察や業界誌の撮影にセミナー講師をしたり…更にヘナ専用の特許も取った「ヘナスクーパ」という塗布器具も作っちゃいました(笑)こんなに深くヘナというものに関わるとは10年前は思いもしなかったです。。サロンでもカットの次に施術する事が多くなったメニューになりましたし、僕自身も5年以上セルフでのヘナ染めです。

昨今の健康志向でオーガニックやボタニカルブームもあり10年ほどまえからジワジワと需要も増えこの先は更にヘナの人気は加速していくことが予想されます!!元々数多くのインドを中心とした輸入ヘナに加えここ数年は沖縄での栽培が広がり既に5.6社、10数ブランドが出ています。藍(インディゴ)に関してはインド中心としたナンバン藍、日本固有の蓼藍に琉球藍、台湾などの山藍(大青)など髪も染められるインディゴとして製品化されています。

たぶんサロンで扱ってなくても逆にお客さんからヘナの事を聞いたり聞かれたりしているんではないでしょうか??恥ずかしながら現状では大多数の美容師よりコアなお客さんの方がヘナについて詳しい方が多いのが現状でサロンを信用せずセルフでヘナ染めする派が非常に多い世界です!ただ逆に、信用できる美容師、サロンがあればやってもらいたいという方もまた非常に多いのも事実でよくなかなかヘナをちゃんとやってそうなサロンが見つからないと、初めてご来店されるお客さんに言われるフレーズです(泣)ということは逆にしっかりとした知識や技術が伴えば新たな顧客を得ることの可能性が広がると思います。

今回の対象は…東京近郊の個人店含めたサロン単位での臨店講習形式を考えています。これからヘナを導入したい方、一応メニューにはあるがなかなか利用者が増えない、もっとヘナを主力メニューに変えたいサロンなど…それぞれのサロンに合わせてヘナの選び方から基本知識、ヘナスクーパを使った新たな塗布技術、お客様へのアプローチやアドバイス、店販にもつながる幅広い内容を考えています。

ヘナ歴25年以上…インドや沖縄にも行き自分の目で生産の現場を確認し、専用の道具まで作った僕にしか出来ない講習をいたします!

ご興味ある方、問い合わせなどお気軽に!

アライフ

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超個人的⁈国産ヘナvsインドヘナの比較評価

ではこれから色々な視点からの国産(沖縄)ヘナと輸入(インド)ヘナの比較を書いていきます。最初にお断りしておきますが片方を引き合いにもう片方はダメとかしませんし、どこが同じ(近い)でどこが違うのか?あくまで参考比較としてご覧下さい!!

まずは原料…

当たり前ですけどどちらもヘナ(HENNA)です(笑)パッケージの裏を確認してください。ブランドによっては香り付けなどその他のハーブを加えてるのもあります。それで染まりが良くなるわけではないので個人的には良質なヘナの葉のみのモノがベスト!

ヘナの鮮度…

どちらも最終的には真空パックさらにアルミパックなのでそれ以降の鮮度低下はごくごくゆっくりとは思いますが…インド産は国営の市場を挟むのもあり畑での刈り取りから工場での生産開始までそれなりの日数がかかっていると想像出来ますし、インドからは船便ですので販売会社に届くのも少なくとも2ヶ月は要すると思います。一方、国産は大量生産出来ないのもありますし最短で1週間で代理店に届くようです。しかし、それ以上な大事なのがサロンの場合、ヘナ専門店もしくはそれに準ずるヘナ染のお客さんが多いお店じゃないと封を開けてから1ヶ月以上、保管状況も適当なヘナを使われる可能性もありますから…こちらの方がより問題で国産かインド産か?以上にサロン選びはとても大事になります!

染まり具合…(色味、濃さ、質感など)

元は同じヘナ(HENNA)なのに…正直これは思った以上に特徴が出ていてはじめびっくりしたのを覚えています。

半年程前にテストした毛束になります。左がインド産、ライトでクリアなオレンジ…重ねて染め続けても軽い印象で質感もサラサラな上がり。右が国産、今まで色々試した100%天然ヘナの中では一番濃く(深みのある)オレンジになりました。例えると10円玉のような銅色?みたいな感じ…とにかく白髪をしっかり染めたい!って方には良いですね、質感もしっとり感は国産の方があると感じます。深みがあるせいか艶もいいです。一方、真ん中はちょっと怪しかった他の国産ヘナ(笑)たぶんかなり余計なものが混ざってる粗悪品ですね💦ここでもわかるように国産であれインド産であれ良質なモノを選ばないと色の問題だけでなくその他のトラブルなども起こる可能性もあり得ますね。染まり時間に関しては差異はないと思います、どちらも1時間も置けばそれなりに発色しますし、ご自宅で染める場合はさらに時間を置くと若干色も深みが出ると思います。

その他、香り、テクスチャーや使用感など…

不思議なことに同じヘナであることは変わらないのに封を開けた瞬間香る匂いはけっこう違うんです。ヘナは長い時間髪に乗せてますし染めた後、一週間はけっこう残り香があるので出来るだけ好みの香りが理想ですよね?なので一度は国産、インド産両方を使って見ることをお勧めします。これも良質なモノであればどちらも水(カルキを除いたぬるま湯が理想)を混ぜた後のペーストはもっちり粘りも出て塗りやすいです。ちょっとした違いは国産ヘナの方が水の量が多くなる⁈のでよりもっちりクリーミー、髪や頭皮への馴染みもよりいい感じがします。粉の量は同じでもペーストは10%ほど増える感じ。。塗られるお客さん側もたぶん(笑)国産=安全安心⁈みたいな思い込み?もあるかも知れませんが…塗布している時から「心地いい〜」「眠くなる〜」などの良い反応も増えました(笑)でも大事なことですね、ヘナは時間のかかる施術なので、思い込みでもなんでも気持ちが上がって楽しく出来る事がベストです!

製品としての歴史…

少なくともインド産は30年以上前から一部のサロンでも使われていました。ブームの頃はケミカルヘナ問題も…国産は10年未満、ここ1.2年ブランドが増えてきました。

価格…

良質なインド産は100g  1200円前後。国産は2000円〜3000円と2倍!!他のカラー剤と比べても一番高いかもしれません。。

製品数…

インド産…見当つきません(笑)相当量日本に入ってきていると思います。有名大手ブランドだけでも15社はありますしその他もいれたら…すみません。国産は5.6社、OEMを入れても10数ブランドくらいです。。ここでの1つの問題…需要と供給でインド産は問題無いと思いますが国産はそれぞれの会社はまだ小さく人気が高まったりして需要が増えても生産量が追いつかない懸念があります。(個人的には近々そうなる気がしてます…)

取り扱い店…

個人使用の場合はどちらもネットで調べれば色んなブランドを購入する事が出来ます。一方、サロンで施術してもらいたい場合、インド産ヘナの取り扱いサロンはかなり増えているのでブランドを絞らなければ必ず近所に一軒はあると思います。但し、まだまだケミカルヘナを使っているサロンも多いのでサロン選びは慎重に!国産ヘナを扱うサロンはまだまだレア。。今後は少しずつ増えていくとは思いますが…価格がネックで導入に足踏みするところもありそうです。

まとめ…

ちゃんと比較になってますかね?(笑)これを書きながら僕的にもモノ(製品)も重要ですがそれを扱う人(生産者、販売会社、サロン)の選択の方が大事だなぁと思いますね。どちらも現地まで出向いて環境も含め色々感じる事が出来たから余計にそう感じます。国産ヘナに関しては全ての工程を見れたのも大きいですけど、同じ日本人ですし農家の方、工場の方、販売スタッフに社長さんまで全員とコミュニケーションをとってるのでより信頼感も持てました。後は一つ前のブログに書きましたが「刈り取ったヘナの葉をまず何度も洗う」いくつもある工程の一つでしかないのですが重要なポイントだと思います。このプロセスがある事でより微細な砂埃や雑菌も混ざってしまうリスクも減ると思いますしヘナペーストがより滑らかなのもこの工程のおかげ?かも。

これらを踏まえてアライフではインドヘナの中の最高峰である「ハナヘナ」と国産ヘナでは今回伺った沖縄の「オーガニック琉球ヘナ」両方を扱って行くつもりです。お客さんの好みや要望、髪の毛の状態等踏まえて提案していきます。ブレンドの含めれば今までは無かった天然ヘナでの選択が可能になり、そこに関してはとてもポジティブに捉えています!

ハナヘナ  はこちらから

オーガニック琉球ヘナ  はこちらから

後もう一つ、これは比較の話ではないのですがたまに聞く「ヘナショック?」ですが…これまでよく特にダメージ毛にヘナをすると直後はギシギシゴワゴワするという経験もあるかと思いますが確かにパーマなどケミカル施術の影響でpHがアルカリに傾いていたり、キューティクルの損傷が激しいと弱酸性のヘナによって髪の毛が収斂してきしむ場合もあると思うのですがヘナは植物の葉を細かくした有機物です。水と混ぜてなくなっちゃうわけじゃない、分かりやすく言うと細かいツブツブの集合体なので(笑)キューティクルなど複雑な構造の髪の毛にそのツブツブが残ってしばらく手触りが悪くなっているんです。ですので僕も湯シャン派(笑)ですがヘナ直後は色の定着を気にする方はシャンプーはしなくてもいいですがしっかりとシャワーで流してトリートメントやコンディショナーをなじませて丁寧に少し細かめなクシやブラシで毛先に向かって梳かしてもう一度よく洗い流してください。これをやると乾かした時、格段にサラ艶になりますよ!

長々とお付き合いありがとうございました😊

あっ、最後にもう一つだけ(笑)オーガニック琉球ヘナを選んだもう一つの理由が製法特許を取っている「琉球藍」でのインディゴ染めが出来るからです!むちゃくちゃ値段高いけど(笑)さらにヘナ染めが進化し、クオリティが上がると思っています。近くまたこの「藍」については詳しく紹介しますね

 

 

 

 

国産(沖縄)ヘナだから何でも良いって言ってる訳じゃないんです

これはインドソジャットのヘナの国営市場です🌿インドでは必ず収穫したヘナはこの市場に集められます。相当広い中、大量のヘナの入った麻袋が出入りしてて、そこらじゅうに積み上げられています。ふと思ったんですが畑や工場は女性の方が多かったのにここでは女性を1人も見なかった気がする。しかも半分以上の人はほぼ働いてない(笑)畑も工場も女性が働き男性は見てる(笑)ヘナは多分…グレードごとに分けて置かれ。ところどころの袋が破かれていて中身をチェックできます。製造会社のバイヤーさんが買付けそれぞれの工場に持ち帰って製造に入るのかな?なのでここからがやっと各社のこだわりなどで品質の向上、クオリティアップがお金と手間暇かければある程度は可能になり。インド産最高級ヘナとして日本の会社にも輸出されます。要はこちらからある程度の要望(クオリティを上げる為の手選別や粒子の細かさなど)を出して他社との違いを作っているようです。

こちらはインドの工場…持ち込んだヘナの葉を人の手で不純物などを取り除き(目視で小枝やゴミなどを取って更にふるいにかけたり…)大きな機械で粉砕さらに別の機械で細かくし袋詰め真空パック…それぞれの提供先のパッケージに入れて配送します。大手の会社なので立派な設備と多くの従業員の手作業も入ることでそれなりのクオリティのヘナを日本をはじめとする多くの国に提供しています。提供先のリクエストによってグレードも違うでしょうけど、ほぼ同じ内容のモノが別ブランドでも販売されています。。

沖縄の工場です。ちょっと撮影NGの部分(粉砕機での作業や最後の作業場の前に身体のチリやホコリを落とすエアフローの機械など)があり写真が単調ですが…(笑)先ずは原始的だけど竹の棒で枝から葉っぱを落とす作業が意外とちゃんと乾燥させてるとキレイに落とせるんです!取り除いた枝はまた畑の肥料として戻すそう。ほぼ葉っぱのみになったものをテーブルに広げ手作業で残った細い茎やさらに痛んだ葉などを取り除いて粉砕機へ…こちらは小さな粉砕機で葉っぱを粉砕機に入れながら再度チェックして余分なモノがあれば取り除きます。数年研究してベストな細かさに粉砕しています。機械で粉砕しているのでヘナ粉が若干熱を持っているので1〜2時間自然に冷めるのを待って真空パック。この真空率?もこだわって少しだけ甘めにしているそう!1つ1つの工程にも妥協がありません。(日本人らしい(笑))

それぞれの工場での工程の違いは⁇

先ずはその一歩前のところインドでは必ず市場を経由する…それだけで数日のタイムラグが起こるのでは?それとあれだけ大量のヘナ…グレードは分かれてるとして古いのから出荷するのか?新しいのを購入できるのか?ちょっと気になるところです。

工場内での工程に関しては、インドの工場も作業工程ごとに部屋は分かれていますしそれなりに清潔感はあります。作業着、キャップも着用。それぞれの工程に熟練の担当者がいるし手選別のところも人を割いて作業しています。町の小さな工場とは雲泥の差であることは確か!

一方、沖縄の工場は洗浄と乾燥、葉を落とすまでは同じ空間でやってます。外と他のスペースとの仕切りはちゃんとあり、部屋ごと履き物を変えマスク、キャップは使い捨て。薄い繊維の白衣も1日の作業ごとに使い捨て…けっこう徹底してました、さらにエアフローも使い、最終の作業場は空調管理まできっちり。。日本らしい徹底ぶりでした!何より刈り取りからパッケージングまでかかっても3日以内!!工程はそこまで大きな差はないかもですが衛生面、特に鮮度は国産ヘナに軍配かな?

一緒に参加したフレーバーサロンのミカさんも書いてだけど、今回のツアーを開催して迎えてくれたレイ企画の中村社長をはじめとするスタッフの皆さん全員が笑顔絶やさず終始楽しそうに作業してるのが製品への更なる信頼に繋がる気がしました。

今回はここまで…ちょっと個人的な思いなども入ってるので完全なる平等な判断でなないと思いますが基本的に僕が見てきて知り得たモノをお伝えしました。次回が多分最終章になるはず?(笑)ですが更に整理した両者の比較とまだ始まって間もない国産ヘナの今のところの僕が思うデメリットもちゃんと書きたいと思います。あ、琉球藍の事が残ってますね(笑)なのでヘナについてが次回最後でその後、藍(インディゴ)について書こうと思います!

 

 

ヘナ(インド産)と国産ヘナ(沖縄産)何が違うの?

インド産ヘナと国産ヘナは…根本は同じモノ!!

左がインドのヘナ…右が沖縄のヘナ🌿

えっ??そうなんですか??はい、ヘナはヘナそれ以上でもそれ以下でもないです🐤

ミソハギ科シコウカ属ヘンナ…ローソンという赤みのあるオレンジの色素が毛髪内のタンパク質に絡みつく事で髪を染める事が出来るのです🌿ココはどこ産のヘナも全く同じ…なので一緒ということです!

僕も大好きなトマト🍅を例に説明すると…国内産トマトでも産地によって大きさも色も当然味もそれぞれ、同じブランドでさえ美味しかったりイマイチだったり…パスタに使うならヨーロッパ産のホールトマトの方が合いますよね?そういうことです(笑)

ヘナも同じで日本に入って来るのはインド産がほとんどですが北アフリカ、中東、アジア…国ごとも地域別でも違いはあると思います。当然、国産もそうなりますね。なので同じと言えば同じ、違うと言えば違うんです(笑)要は何をもって選ぶか、使うのか。。変わらない部分も多いけれど、生産、製造、販売までに人がどう関わりどこにこだわって…それがどんな思いで製品になってるか。。調べ、聞いて、見て、感じて…プロ(美容師)はそこから使い込んで行き着いたものがその人にとっての本物で最高のモノなんじゃないかな?

また前置き長くなりましたが(笑)インドヘナと国産ヘナの違いを書いていきます。

先ずは栽培のところから…とにかく広大な平地で昔から変わらずの自然農法…当然肥料や農薬散布など、コストも膨大だし出来ないです。年2〜4回ほど刈り取り、畑の脇で天日干し適度に乾燥させます。そして葉の付いた小枝をワラ袋に詰め込んで国営市場へ。そこでランク付けされ販売。インドヘナは全てのヘナがこの流れです🌿ですからインドヘナのグレードの差はここからの工程次第になります。なのでオーガニック認証とかはあってもなくても一緒。

インドの畑はこの時点でほぼ葉っぱのみにして袋詰めして市場へ運びます。後でふるいにかけたりして土などは取り除くとは思うけど…

一方の沖縄ヘナは…いくつもの有機農家の畑で栽培、場所や土質によっての差は多少あり、最近では良い葉が育つ南側に畑を集中させて安定させている。冬を除き春から秋にかけて工場でこなせる分量を毎週のように何度も収穫🌿その後直ぐに作業場に運び、水洗いを4度(汚れもそうですが虫などもけっこう浮いてきます)そして特殊な乾燥機で適度な乾燥状態に…1日でここまでやってました。もちろん市場はないのでそのまま次の工程に。。

水洗→乾燥→そして竹の棒を使って(ここは原始的)乾燥葉をふるい落としていきます。

ここまでの工程での差は…何か気になりましたか?

僕が一番気になった部分は洗浄工程…見た目はそんなに汚れてないのにプールの中でジャジャブすると水が直ぐに泥水みたいに…カタツムリや何かの幼虫なども浮いてきます。無農薬なのでけっこうついてますね。4〜5回洗ってほぼ水が汚れなくなります。たしかにインド産は大昔から続く完全自然農法で太陽と大地の恵みをふんだんに取り入れていると思いますが…衛生面に若干の不安がありますね。。トマトも食べる前は必ず洗いますよね??そういえば、仲良くさせたもらってるパーマ剤などのメーカーのヘナ否定派(笑)の社長に「ヘナはちゃんと調べると雑菌や細かなゴミなど色々出るからね〜」って以前からイヤミを言われてたのを思い出しました。自然のモノ…ある程度は致し方ないかもしれないけど。。ヘナペーストを作ると感じるのですがインド産より沖縄産の方がより滑らかでクリーミィに仕上がる…もしかしたら取り除ききれない砂埃などが原因??

どうでしたか?ヘナの育成から精製手前までのざっとした違いを書いてみました。追記としてインドでは何千年も前から使われて何十年も前から製品として輸出しています。かたや国産は本格的には10年も経ってないくらいまだまだ歴史は浅いです。お互い変わらないモノもあれば日本人ならではのきめ細かさが在所に感じられます。ちなみにインド産ヘナもこの後の製造工程のところは日本人がかなり関わってクオリティ向上を実現しているのも事実!ちゃんとしているメーカーのモノはその他と比べて全然違います、開ければわかります(笑)

またまた長くなりましたが(笑)次回に続くのでご興味のある方は数日お待ち下さい。。

 

 

琉球ヘナって??本題に入ろうと思ったけど…その前に。。

昨日に続いて本日もヘナ染ご新規様。毎週のようにヘナ染で新しい出会いがあり嬉しい限りです😆

沖縄ヘナツアーの最後に採れたて琉球ヘナでのヘナ染体験もしてきました〜ヘナスクーパもちろん登場

 

このテーマのブログを書こうと考えてるとふと誰に向けて書いてんの?ってなったので、確かに同業者や関連会社の人も読むのかも知れないけど、本来はお客さんに向けて書くものだよなぁ?と再確認したのでよりわかりやすく丁寧に書きたいと思いますし、プロの方はあまり突っ込み入れないでくださいね(笑)比べはしますが、こっちが良くてあっちがダメとか否定的な事はなるべく避けますし誰にもケンカ売るつもりも無いですから〜(笑)

では先ず、本題に入る前の予備知識から行きたいと思います!

ヘナとは??なんと、かのクレオパトラもヘナで爪を染めたり化粧に使ったり…(笑)こんな情報はいらないですね(⌒-⌒; )とにかくかなりの昔からユーラシア大陸の南側?インドなどの西アジアから中東、北アフリカあたりまで広い気温も高く乾燥地帯でもしっかり育つとても強い雑草レベル?な植物で特にインドを中心にアーユルヴェーダなどでは薬草的な扱いでも重宝され、女性を中心とした祭事にも使われてきたようです。それが世界中には髪染めの為やメヘンディ(ヘナタトゥー)として広がってきました。

現在、日本に来ている髪染め用のヘナは多くがインド産でインド北西部のソジャット地方のモノが品質も高いようです。アライフで使っているハナヘナもインドソジャットの最高グレードのものです。ハナヘナ代表の岡本さんが何度も足を運び長い時間をかけて製造会社と良好な関係築いた事で生まれたものです。10年以上信頼し使っています。その他、沢山の輸入された(一応)天然100%ヘナがありますが利益主義の中身がともわない酷いのも多々あるのも事実です。(パッケージを開けた瞬間に分かるレベル(笑))とにかく通販などで安いからと選ぶのは危険ですよ!それは国産ヘナも同じこと…真面目に良いもの作ってくれているところもあれば、利益ばかり追っていい加減なところもあるのも事実。こちらも開ければだいたい分かる(笑)

自分も含め、お客さんに直接提供するサロンの人間は自分が本当に良いと思うモノを責任を持って選んで欲しいと思います。それが国産云々ではなく、お客さんの為に。。

実際、ヘナスクーパももちろん自分が納得できて使いやすいモノが欲しいってのもあるけど、直接頭皮に触れたりもするしなるべく負担の少ない優しい肌触りだったりスピーディな作業だったり簡単に洗えて清潔に保てたり…一般の方が慣れない中、少しでも使い勝手が良いモノをと考えて作りました。

そんな中、日本人が日本人の為により良いものをと精魂込めて育て作ったヘナに出会ったので…今回沖縄まで足を運び、見て聞いて感じた事を自分なりに噛み砕いてハナヘナ(インドヘナ)と共にそれぞれの特徴やそれぞれのメリット、デメリット、出来ること出来ないことも正直に詳しく書いてみたいと思います。(もちろんアオキ個人のとらえ方ですからね)

はい、今回はここまでです(笑)続き(本題)はなるべく早く書きますね。ではでは!!

 

 

 

琉球ヘナって何??

自身のヘナとの出会いは25年前…一応ヘナ染をやっていたのですがその頃のヘナはインディゴ(ナンバンアイ)は存在せず、天然ヘナとケミカルヘナ(ジアミン色素を添加した)があり、サロンでも100人に1人ヘナで染めるかどうかでしたし、僕自身もヘナについてあまりちゃんとした知識がない状態でした。お客さんも白髪が鮮やかなオレンジ色になってしまう天然ヘナを敬遠する方の方が多く、大多数の方が選ぶのがケミカルヘナだったという…今考えると恐ろしい。。そして11年ほど前にようやく本物の天然100%ヘナ(ハナヘナ)に出会う事が出来、自身もちゃんと勉強してヘナの魅力にハマり今日に至っています。

そんな中、4.5年ほど前から沖縄でもヘナを栽培している事を知っていましたが情報も少ない上、ネガティヴな噂も多く本場のインド産ヘナで何も不満も無かったのでその後はあまりチェックすることもなくやってきましたが、2年ほど前に開発したヘナ専用のヘラ…ヘナスクーパの取り扱い店舗を増やしたいと思い、ヘナを取り扱うところを片っ端から調べていると以前より多くの国産ヘナ、沖縄ヘナ、琉球ヘナなどが存在し、値段は高いもののポジティブなレビューも多く国内生産(メイドインジャパン)の僕のヘナスクーパとの色んな意味で相性も良いのでは??と思いコンタクトを取りました。僕が長年ハナヘナユーザーというのもあるかもしれませんがその他の有名なインド産ヘナの会社や、それを扱うサロン、ショップはことごとく反応してくれなかった(泣)なかで、国産ヘナを扱うところからはけっこう好意的な反応がありすぐに2、3取り扱ってくれるところが出来ました、僕もいくつかの国産ヘナを取り寄せ検証を重ねてました。

そんな時に今回伺ったオーガニック琉球ヘナと琉球藍を製造販売されてるレイ企画さんの代理店であるツアーにも同行してくれた鷹木さんと知り合う事ができてそちらの琉球ヘナを使ってみたところ製品のクオリティに驚かされたのを今でもはっきり覚えています。

とはいえ琉球ヘナも元を辿ればインドやその周りの国から持ってきた苗木や種から作っていますのでルーツは一緒。。なのに数年沖縄の土地で育っただけではっきりとした違いが出ているのは何故か??もちろん、インターネットである程度そのあたりも調べる事は出来るし実際調べました。しかしながら少しでも本質に近づくにはやはり現場に行き見て聞いて感じないとと…3年ほど前にもそういった理由からインドにも行き納得出来たことも多かったので。。

本当に今回の沖縄ヘナツアーは有意義な時間で見て聞いて触って…色々と腑に落ちたし、納得できたのでこの先のイメージも膨らみました!

序章でかなり長々とした文章になってしまったので本題は次回に!!(笑)美と健康、ナチュラルやオーガニックに関わる製品や物は何故かどこが一番とかあそこは怪しいとか…周りをおとしいれたり、宗教ちっくなところまで行くことも多々あるんですが(笑)なるべくそうならないようにフラットな視点から本来のヘナとは?変わらないところや変わるところを次回から書いていこうと思ってます!楽しみにしていてくださいね。。

とりあえず触りの部分を…

上の写真は約3年前のインドハナヘナツアーのモノ!で下が先日の沖縄琉球ヘナツアーのモノ…似たような場面ではあんまり変わんないですね(笑)人がインド人か日本人かの違い〜

どこが同じでどこが違うんでしょ??では次回!