Wヘナ(ヘナ、インディゴの2回染め)

ヘナで1番しっかりと白髪に染まる(あくまでもヘナ染の中で1番染まると言う事です…普通の白髪染め程には染まりません)2度染めヘナ(Wヘナ)のプロセスを写真付きの時系列でご紹介します🌿

このお客様は月に1度のペースでWヘナをされています(この周期が理想的です)

根本を見てください、前回染めた部分は少し褪色して薄くなっています。この様にヘナ(インディゴ)も特に1回目は2度染めでも時間と共に抜けて薄くなります。特に2回目のインディゴは何度か重ねないとまぁまぁ抜けます。ヘナの方が褪色は少ないと考えてください。かと言ってインディゴを先に塗って後でヘナ…っていう染め方は何故か染まりも悪いしけっこう赤みが出てしまいます(ヘナとインディゴはそもそもの発色のメカニズムが全然違うんです…)今回は割愛しますが同じ自然染料ですが全くの別の植物🪴たまたま髪を染める事がで来て合わせて使うとオレンジとグリーンで補色し合う関係でブラウン系に染められるので使っているのが現状です。

1度目のヘナ(琉球ヘナ9:1インディゴ)でたっぷり塗っていき60分ラップでしっかり覆って時間を置きます。

耳は色が付かない様にウチの新商品「イヤラップ」で保護します。インディゴよりヘナの方が肌に付いた時若干落ちにくいです。ただ、最初のヘナで少し生え際がオレンジぽくても不思議な事にそこにインディゴを重ねて染めると髪は茶系に染まっていくのに肌はほぼわからないくらいに最初のオレンジ色が相殺されて消えるので大丈夫です♪

一度流してしっかりとオレンジ色に染まったところでインディゴ(インディゴ2:1琉球藍)を同じくたっぷり塗布。

インディゴは途中で水スプレーとスチームを使い水分を与え空気に触れさせて「酸化」を促します。(インディゴは酸化して徐々に発色が進みます)インディゴの完全発色は3〜4日かかります。

ちょっと緑っぽく見えますがこのくらい染まっていれば3〜4日後はしっかり白髪がカバーされたナチュラルブラウンになると思います。

このお客様はデジタルパーマも4〜5ヶ月に一回のペースでかけていますがヘナは何度か重ねるとパーマなどで褪色する事もないですし、パーマ自体はかかり難くなりますがその分、ヘナでハリコシの出た髪にパーマをしっかりかけるとふんわり綺麗なウェーブスタイルが可能になります。とても若々しい後ろ姿になってますね!

パーマ以上にヘナと縮毛矯正は相性抜群❣️ヘナの効果でダメージをほぼ感じず艶とハリコシがあり更に自然な丸みのあるストレートヘア近づける事が可能に!

今回の施術のポイントは…

濃いめのブラウンにしたい場合は1度目のヘナはオーガニック琉球ヘナ一択です(インドヘナや他の沖縄ヘナではここまでの深みのあるオレンジ色にはたぶんなりません)そして10%〜20%最初からインディゴを加えて2度目のインディゴは琉球藍とのミックスで染める(何故か色の染まりが安定する)場合によっては琉球ヘナを10%未満加える(コレも色の安定の為)

本当はもう少し長く放置時間を取れれば更に発色は上がると思うのですが…サロン運営上アライフではヘナインディゴ共に1時間をMAXの放置時間として施術しています(更に時間を長く置きたい方には「お帰りヘナ」をお勧めしています。

サロンで塗って最低2時間(通常の倍の時間)置いて自宅で流してもらうと更にしっかりと染まる可能性も!

ヘナは染まらない…確かに普通のヘアカラー(白髪染め)の様に明るさも濃さもある程度コントロール出来るモノとはだいぶ違います。1度染めでもヘナ単独(オレンジ色)なら色が鮮やかなこともありある程度1度でも染まってる感じには出来ると思いますがインディゴMIXの場合、染まり難い人は特に最初は白髪がボケる程度で満足出来ないレベルかも知れません。特に普通の白髪染めからの移行の場合は同じ様な染まり具合を求めるならこの2度染めヘナ(Wヘナ)を体験してみてください。。