ナチュラルヘナ以外で染めだ場合(インディゴを使って染めた時…)ヘナの事を熟知しているサロンや美容師さんからは“インディゴの酸化”についての説明があり、何らかの工程をインディゴを流す時などに加えてくれると思います。

インディゴは染めて直ぐに発色するものではなく(もちろん最初から多少は緑っぽい色がついて見えます)染めてから2〜3日かけて自然発色していきます。ただしこの間の状況次第で発色の強さ(濃さ)がけっこう変わってしまいます。なるべく良く発色させるには常に髪を濡らした状態で空気に触れさせる…ただこれは現実的では無いですよね?なので家にいて時間の余裕があるときは霧吹きで軽く髪を湿らせたりお風呂の時間を髪を洗ってからゆっくり浸かるとか朝顔を洗うときに髪も湿らせる…など、通常髪を濡らせるタイミングの時だけはそういった意識を持って2〜3日過ごすとある程度発色が進み色に深みが出てきます。ですが中々しっかりそれらを守ってやってるか?は僕らは確認しようがない(笑)のであとはお客さん次第たいことになります。

なのでアライフではなるべくサロンを出るまでに最大限発色させてお帰り頂けるよう研究を重ね、ある程度納得した形が出来上がったのでその工程を公開したいと思います!!美容師さん必見ですよ!!

ではスタートします。。モデルは僕なので(笑)見苦し部分もあるかと思いますが今回はあくまでインディゴの酸化発色工程の説明なので許してください

今回はこちらの蓼藍を使います。もちろんヘナスクーパで‼️

まんべんなくたっぷり塗ったら湿らせたガーゼをつけて垂れるのと乾燥防止にラップを巻きます。

そして30分放置…

コームなどを使って塗り固めたインディゴをほぐしてなるべく空気が抜けるように…そしてスチームを3分程空気と一緒に隙間に送り込みます。

その後10分放置(トータル45分)このまま待ちます。そしてシャンプーブースへ。。

で、このオブコスメのケナフのボディタオルの登場です。お湯を溜めて浸したタオルで髪を包み込んでゆっくりインディゴを落としながら空気を含めて酸化を促します。

ゆっくり時間をかけてマッサージするようにインディゴを少しづつ酸化を促しながら落としていきます。時折、タオルを溜まったインディゴが溶け込んだお湯に浸し空気を含むように揉み込みます。

 

マイやんファンの皆様お待たせしました(笑)彼女のシャンプーで癒されて下さい!!

シャンプーも同じくケナフのタオルで…少量のシャンプー剤でもモクモク泡立ちます。ここでもゆっくりマッサージシャンプー!!

最後、トリートメントをつけた後、柔らかなブラシで丁寧に溶かすことでヘナなどの粉物(微細な粉末)が残っているのをこれをする事で取り除き仕上がりがサラサラになります!巷で言われてるヘナショック??の原因もこれかもしれません!

仕上がりました。蓼藍特有の少し紫がかった感じです。白髪は少ないので分かりづらいカモですが自然にカバーされてます。とにかくサラサラツヤツヤっ(笑)

次の朝…半日後くらいの状況です、その間2回ほど髪を濡らしました。紫からブルー寄りに落ち着いてきました。この後2日くらいでもう少し深みが出て褐色っぽくなると思います。

アライフではこのような感じでインディゴのポテンシャルを最大限活かせる工夫をしております。まだヘナを試してない方、ご興味ある方、是非、お待ちしてます!(ダブルヘナのインディゴの後、もしくはミックスヘナの時この工程を行います。ヘナのみでは必要がないので…)

最後まで見て頂きありがとうございます!